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2008年1月の7件の記事

たこ焼き騒動

今日は息子のことというよりは私自身の話です。

少し前に「明石焼きが食べたい」と主人が言っていたので、先週たこ焼き器をあちこち探して買いました。
土曜は主人が仕事だったので日曜にと用意していたら、急に息子が野球の一日練習でいないことがわかりました。
息子には悪かったのですが、日曜日に主人と次男との三人でしました。
夕方、帰った息子、練習のあれこれを話し、珍しくお弁当箱まで進んで流しに出してくれ、
とてもご機嫌な様子。

「ところでさあ、たこ焼きいつするん?」
「(!!!)昼ごはんにするんだけど・・・実は今日先にやったのよ。ごめんね。 お父さんが食べたいものだったし、お父さんお休みがあまりないから~。 ・・・また今度か、明日のおやつにでもするね」
「え~!!!!」

そこからはご機嫌は一転し、たこ焼き食べたかったのうらみ節に。
半泣きになってどすどす歩いたり、ばりばりスナック菓子を食べだしたり、今から作ってくれとせがんだり~そのうち子供部屋へひっこんでいきました。
楽しみにしてくれてたんだねといって気持ちを受け止めたり、見守ったりしたのですが、だんだん私が私自身のいろいろでいっぱいいっぱいになってきてしまいました。子供から離れた方がいいと思って、別部屋へ行って・・・洗濯物にあたってしまいました。

楽しくしようと準備したのに裏目に出たことやたかがたこ焼き一つでこんな雰囲気になることが何だか悔しかったのと、普段食事にいろいろ文句を言われることが心に積もっていたこと、何にもまして何も言わずにリビングで背を向けて座っているだけの主人に対して猛烈に腹がたってしまいました。
あまりにも情けなくて泣いてしまいました。

ひどく泣いてもこちらを見ようともしない主人、冷たい人だと思うとまたもや怒り心頭に達し、
「私があたられるのを我慢して、でもちょっといっぱいいっぱいになってしまったのに、
それ見ても何も言わないで我関せずって一体何なん!?」
主人はおもむろに立ち上がり、「何を言ってるんだ?!と声を荒げました。

たかがたこ焼きですが楽しみにしていた子にとっては、三人で先にというのは可哀想だったかもしれません。それに息子のぐずぐずは待ってやれば収まることは承知です。
でも私も人間なので、場合によっては全部受けとめられないときもあるのです。
普段の私一人のときは、自分の事情で感情的になりそうなら子供に影響のないように
離れるか、我慢するしか仕方ありませんが、主人が傍にいるなら私に手をさしのべて
ほしいと思うのは贅沢なのでしょうか?
常日頃から、そういうときにタイムリーに声の一つもくれないことが不満なのです。

私の気持ちを推し量れというのが無理難題なのかな。
でも私が泣く等して感情が表にでているのだから、どうしたのかと問いかけてくることは主人といえども必要なんじゃないのかな?
そういうことがコミュニケーションじゃないの?

ちなみにたこ焼きの件は夕食時にまたねちねちと言ってきましたが、「お母さんもあまり
言われるのは辛い」と言うと、それ以上は言わなくなりました。
そこで主人が息子に「一回言ったんだから、もうこれ以上しつこく言うな」と。
息子は不満そう。
でも私の顔を見て。。。そして明日のおやつに作ってほしいということで終わりました。

主人の方は・・・・息子の件は見慣れているし、もともと特に問題にもしてなかったのでしょう。息子には一言言ったし、お役も果たしたと。

息子には何も思いませんが、主人には割り切れないものを感じます。
心の根底には感謝の気持ちがあるけれど、こうして少しずつ心の中に何かが積もっていきます。それは夫婦といえどもある程度は仕方のないことなのかもしれませんが・・・。
私は贅沢なのでしょうね、やはり。

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兄弟げんか

兄弟、姉妹がいらっしゃるおうちでは当たり前のことでしょう。
うちは息子と二学年下の弟、もれなく毎日のように小競り合いを
繰り返しています。

土曜の昼過ぎ、野球の練習から帰ってきた息子、
「明日は一日練習だから、ゆっくりする時間がない~」
とにかく家でゴロゴロしながらゲームを心ゆくまでしようという腹づもりです。
一方の弟は朝からテレビゲームにDSにと興じ、昼からもまたDSを
離す気配なし。

兄(息子):「おい、お前、DS貸せよ」[DSは弟の持ち物、兄は貸してもらって使います]

弟:「貸すとかだれが言ったっけ??」

兄:「おい!!さっき今はちょっと無理って言ったろうがあ。今はってことは後なら
   貸すってことだろ??はあ??お前言葉の意味わかって使ってんのか~?
   このちび!!ちびのクソ野郎!!」

弟:「貸すとか言ってないし!!勝手にそっちがいってるだけだろう??」

兄:「何で貸さないのか!俺がいない間にずっとやってたんだろうがぁ、お前は
   一体何時間すれば気が済むんや!?俺は明日野球なんやぞ、代われよ」

いつもの言い争いですが、今日は兄のほうがやけに向きになって涙目になって、
とうとう怒鳴り始めました。(明日の野球・・・そんなに切羽詰っているのか?※☆)
弟が座っている椅子を激しく回したり、のしかかったりと攻撃を始めました。
しばらく攻防が続き・・・最後は弟がDSを置いて、怒りの形相を浮かべたまま
子供部屋へひっこんでいきました。
兄はまだぶつぶつ言って半泣きになって弟に悪態をついています。

私はずっと隣で見ていましたが、兄の方がいつも以上に当り散らしていることに
自分勝手だなあと少し非難の気持ちがわいていました。
それでつい、言ってしまいました。

私:「でも、DSは○○(弟)のものやん」

兄(息子):「もう!!お母さんまでそういう考え!?もうええしい、もうええしい!!」
       (ソファーで足ばたばた~)

(しまった~!やっぱりこうなるし~)
その後は、息子を悪いとは思ってないよ、いらないことをいって悪かったと
言い訳をしました。
それで何とか気持ちの収まった息子は私に事情を説明してきましたが、第三者の私に
いきさつは理解できるものでもなく、そうだったんやねとだけ相槌を打ってフェードアウト
しました。

本当に・・・・兄弟げんかには口をだすものではないですね。

それ以降は、いつの間にやら見事に仲直り。
しかも、ゲーム時間をお互いストップウオッチで測りあって交代するという
話になっていました。

子供同士のこと、親は口をだすまでもなくうまくやっていくもののようだと
改めて実感した日でした。

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息子の野球

昨日雪がふりました!なんと10センチ以上積もってます。この辺では
すごく珍しいこと。
夕方子供達は大喜びで雪合戦して、びしょびしょになって寒い~とみんなで
家になだれこんできました。楽しそう~
この雪のおかげで・・・昨日の息子は別の意味でも大喜び(?)でした。

息子は野球のチームに入っています。
練習は夏場は月水土だったのですが、冬場は水土日に変わります。
いろんなことが面倒で面倒で仕方のない息子にとって、ときにどうしようもなく
この野球が面倒になることが多いようです。

土曜の夕方、練習から帰ってきたと思ったら、涙目でふてくされています。
主人に聞いてもさあ知らないとのこと、しばらく静観していると私のほうに来て

「お母さん!!!明日も練習あるってえ。しかも12時からってえ~ああ、なんで
あるんかなあ!せっかくの日曜なのに~しかも昼からって~ああああ~(泣)」
突っ伏しておいおい泣くのです。

(ああまたやってるわあ、でも泣くことかなあ?)「そうかあ、嫌なんだ~]

「嫌やし!嫌やしぃ!あああ、俺どうして野球習ったんやろう?やめるし、もうやめる!」

(でたよ、いつもの愚痴。)「日曜は嫌なんだねえ」

「だって日曜やん、せっかくの休みやんかああああ、練習だってどうせ走りこみ多い
だろう?ああ、行きたくないけど、どうせ俺は行かないといけないんだろ!云々・・・・・・」

という調子で延々と泣き続けるので、ころあいをみてそーっと離れました。
しばらく不機嫌でしたが、夕食ごろにはなんとなく復活。その席でもまだ愚痴ってました
けど。そして寝るときにはまだいい足りないのかぐずってみたり。

そして日曜の朝も相変わらず不機嫌。
でも朝から雨がふっていたのでチームからの連絡を待っている様子。
そしてやはり中止に。
「ついてる!俺の気持ちが天に通じることめったにないのに~。」
満面の笑みで小躍りしてました。

野球は4年の春にやりたいというので、万全を期して(お試し入部して主人と
よく話して)やり始めました。
それでもやっぱり行きたくないということが多く、それでも行ったら楽しかった
の繰り返しできています。周りの熱心な野球少年とは違うけど、息子なりに好きは
好きらしい。子供の習い事とはそんなこともあると思って、さぼろうがどうしようが
少々のことは見守ってはきています。

ただ小学生の習い事、日頃の送迎やチームのお世話など親がかりな面は
避けられません。
特に試合の日などは車だしの関係もあり、チームに迷惑がかかるのはご法度。
一度早朝から泣いてぐずられて、時間はせまるしで参ったこともあります。

よそ様には泣いてる姿すら想像できないといわれるような息子ですが、
家で泣いて嫌だという姿はまるで三歳児・・・まあ最終的には自分で行くのだから
これでも進歩なのかな。今回も中止でなければ、渋々でも行ったような気はしています。
ただ一人で全てを飲み込んで~というのはまだまだ先の話のようです。

2月24日付訂正と補足
不登校中お世話になった先生からご指摘をうけました。
習い事はいったん始めたらやるべきものということです。
この記事中「さぼろうがどうしようが少々のことは見守ってはきています。」とありますが、
それはたまに練習に行かないことがあってもスルーするという間違った考えでした。
練習を嫌に思ったり、辛く感じたりすることは認めて汲んでやっていいのですが、それで「行かない」ということは親が認めてはいけないということです。
みなさんに間違った考えを言い切ってしまったこと、大変申し訳なく思います。深くお詫びします。

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お勉強、その後

先日の通信教材のお話。
自分からやり始めたけど、結局ろくにやらずにやめたいという息子。

私がどうしたらいいかわからなくなってしまって、主人に相談すると
「やらないと言うんだからやめさせたらいい」
「でも、やると言っといてろくにやらずにやめるってどうなん?と思うんよ」
「それだったら・・・残っている教材を全部やってださせろ。できなかったら
 漫画買うのはなしと言っとけ」
「なるほど・・・」
と私も納得。

相談してよかったなあと思っていましたが、翌日になってどうも
残りをやらせるとか漫画なしとかいうのがひっかかりはじめてしまいました。

言ったことには責任をとるってことだろうけど・・・息子には重い罰になっちゃうような。
確かに実りはしなかったけれど、やってみようかなという前向きな気持ちが
あったわけで。
ただ先のことがわからなかっただけで、その辺はまだ子供だしね。
この先もたぶんこういう失敗するだろうし。
ここで罰を与えると、この先やってみようという気持ちはわいてくるだろうか?

それでその晩「どうなった?」と聞いてくれた主人に再度持ちかけて、
結局ここはあっさりとやめるという結論になりました。

何かやりたいと言って来るようになったこと、それは大きな成長。これからも
やりたいことがでてくれば親としては可能な範囲での応援はしようと思います。
ただそれでやるかやらないかは後は本人次第というところでしょうか。

[2月24日付け訂正と補足]
不登校中にご指導いただいた先生からご指摘をうけました。
習い事は始めた以上はやるべきものだということ。
「やるかやらないかは本人次第」ということを含め、記事後半の私の考えは間違っていたということです。
従って、この場合は簡単にやめるといった息子にその考えは間違っていることを伝え、
やめるとしても主人が言うように責任をとってから(簡単に投げだすことが悪かったと子供によくわかってもらうようにして)やめさせるという形にすべきだったということです。
私がこれでいいと言い切ってしまったことでみなさんを混乱させたかもしれないこと、
大変申し訳なく思います。深くおわびいたします。

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宿題に口出し

夜、リビングでコタツに入り、テレビを身ながら宿題をやっている息子。
明日のスピーチの下書きに頭を悩ませているよう。何度かちょろちょろと「これとこれと
どっちの文がいい?」などと聞きに来たり。

私が本を読もうとコタツに入ったところで
「五年生になったらっていうスピーチがあるんだけど~具体的になんかやりたいこと
書くって・・・二つは思いついたけどお母さん他にない?」

「う~ん、どうかなあ、よくわからないなあ」

「もう、わからんって・・・教えてよ!!(怒)」

(不機嫌だな~)つい口をはさんでしまいました。

「上級生だから低学年のみんなのことを考えて行動する・・・とかは?」

「そんなん?!もうわかってるんだって!!具体的にじゃないとだめなんよ!(怒怒怒)」

(かちんときて)「そんなんお母さんのことじゃないから思いつかへんし!(怒)じゃあ、
その一つのことをもっと具体的に説明して書いたらいいやんか!○○して△△するとか」

「あ~あ~!!もうわかった、わかったから」

「・・・・・。」(言い過ぎたし~あ~あ)

息子はしばらくぶつぶつ言ってましたが、やがて書き上げました。
「最初の一つは長く伸ばして、あと一つ目標を付け足したよ」
聞かせてくれたスピーチは息子なりの言葉でよく書けていました。

まずい口出しをしてしまいました。
もともと宿題は息子にとっては重大事。特に作文は面倒さ倍増で苦手にしている
ようで、愚痴が出たり、私を頼ったりすることがときどきあります。
でも私がかわりに考えることではないですね。
その上、もっと文章をふくらませたらいいのにと普段から思っていたことが
余計なアドバイスとなって感情的に口からでました。

子供が以前よりもよくなっているので、これくらいで立て直したんだなあと
反省です。

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お勉強

息子は今小4。周りのお友達はお勉強系も含め、結構いろんな習い事をしています。

去年の12月、突然チャレンジ(通信教材)をやりたいと言い出しました。
うちでは幼児向けのしまじろうの頃から不登校になるまでずっととっていましたが、
不登校になって当然やらないので、お兄さん役の先生から「やらないものはやめて
くださって結構です(というか、その目は何故やらないのにとっているの?でした)」
と言われ、やめました。
『勉強は自分でするもの』と私自身も何一つ親から強制されることなく育てられてきた
はずなのに、なぜか自分の子供にはきちんとやらせないといけないと思い、やっきに
なってやらせていたのです。チャレンジは息子にも私にも苦い思い出です。

そういうことで、やめていたものをまたやりたいとは???

「○君とか△さんとか、勉強できるんは家で何かやってるからかなあと思って。
俺、計算とか遅いし、漢字苦手やろう?何かしたほうがいいかなと思ってさあ」

「そうかあ、家で勉強したいなあと思ったんやねえ。(ふむふむ、なかなかに殊勝な
 心がけ、ちょっとうれしいやん。・・・・いやいや、まてまてこの子のことやし、
 これは今だけに違いない、喜ぶのはまだ早いで~)」

うちでは今のところはまだ余分の勉強が必要とは考えていなかったし、
こういう勉強は目的意識がよほど強くないと続けるのは無理な気もしていました。
こちらがついてやらせるつもりもないので、どうしようかと思案しましたが、
主人と相談もして、まあやろうと言い出した気持ちを汲むのはいいのかなということに。
息子は今すぐやりたいの一点張り(ますます怪しい)。
本人も一度継続することの難しさは経験しているはずだけど、この教材はまとめて
やるのでは意味がないので、ためずにやれなければやめることになるよと
再確認してとり始めました。

今二ヶ月目に入りますが・・・

送られてきた最初の二三日、勢い良く数ページやって後、そのまま放置。
途中一度、いつやるかはっきり決めたほうがいいよと声をかけて話し合ったけど
どこ吹く風~。
そして昨日久々に鉛筆をもって開いているなあと思ったら、あっという間に閉じて、

「超~めんどいわあ、あ~やっぱムリ。お母さん、もうやめてもいいわ、これ。」

「面倒でできないんやね~」
(あーやっぱり、そうくるか~)

ひっかかるのは「もうやめてもいいわ」というその言い方。
そもそもが親も今は勉強が必要とは思ってないので、ここですんなりやめるで
いいのかな?
一度やると決めておいてろくにやらずに二ヶ月で終了というのはちょっと浅はかな
気もするし。
面倒だという気持ちにもう少し寄り添ってやったほうがいいのかな?
もしかすると必要ないと思っているのにやっていいよと許可したのが間違いなのか!?

ちょっとよくわからなくなっています。

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はじめまして

三年前の春、小学生の息子が不登校になりました。
学校へ行かない子供のいる一日は長いです。
何よりも変わってしまった息子の姿にどうしていいのかわからない。

私は息子に何をすればいいの!?

足元が揺らぐような不安で立っていられないとはこういうことなのだと
初めて知りました。

ただこれらのことは~今にして振り返るとほんの短い間のことでした。それは私には
奇跡的ともいえる出会いがあり、救いの手が差し伸べられたからでした。
私達のような迷路に入った家族を助けてくださる先生との出会い。
たくさんのことを教えていただいて。。。数ヵ月後で子供は学校へ戻り、その後私も先生
から巣立つことができました。

親なら子育てのこと自分で考えるのが当たり前なんでしょうけど~失敗すること、迷うことまだまだたくさんあります。一人では気がつかないことや日常に流されていってしまうことも多いです。
そんな中同じ経験をされた方達のブログを訪問するようになり、コメントするうちに私も
いっそのこと自分で書いてみるか~という気持ちに。
なんとなく始めちゃったところもあるので書けるのか不安もあるけど・・・どうかよろしく
お願いしますね。

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