足が痛い~再び
この一週間は主人が長めの出張に出ており、実家から私の母が遊びにきておりました。
小さい頃からよく帰省して会っているので子供達も懐いていて、来訪に喜んで一緒に楽しく食事をしたりして過ごしました。ひとところ少し困った感じだったことを母に電話で話していたので、今回息子の元気そうな様子に喜んでくれていました。
しかし・・・水曜日帰ってくると・・・
「お母さ~ん、おれ足をひねったんよぉ。帰り道に段差ですべって・・・」
「そうなん」
「すっごく痛いんよ~こんなふうにしか歩けない・・・」
「そうなんや。」
「前と比べてどう?腫れてるの?」
「前よりは・・・・ましな気もするけど・・・腫れてはないけど~」
ここからしばらくは泣きが入り、痛い、どうしよう、お母さんの繰り返し。終いにはキッチンの片隅に来て座り込んで泣いています。
この前と同じことの繰り返し。今日は野球の練習日ですから「どうしよう~」というのはそのことなのだろうと思ってみていていました。
「時間が来てるんじゃない?」
「だってえ・・・(泣)どうすればいいかわからん」
しばらくして別の部屋で洗濯物をたたんでいるとそばに来ました。
「うっうっ(嗚咽)・・・こんなんで野球行っても(うっうっ)走れないし・・・どうすればいいかわからんし(うっうっ)」
「そうなん・・・でもお母さんにはもっとわからんよ」
「だってだって(うっうっ)・・・」
ずっと泣いています。
「たしか土曜も同じ感じで、でもあのときは試合に行ったんだよね」
「行ったけどお、試合前の練習はそんなにちゃんとできなかったから~」
「でも見た感じではその程度なら練習も行くべきだと思う。」
「(さらに大泣きしながら)練習に行かないといけない・・・というのは・・・わかっているけど(うっうっ)痛いし~すごく。ちょっとこうしても痛いし~(ううう~っ)」
「足は痛くてもいろいろやれることはあるんじゃないかな。」
「だってだって走れんしぃ、一体なにやればいいかわからんし~」
とにかく「痛い、どうすればいいのかわからない」→「やれることがあるでしょう。自分で考えて。」あるいは「・・・・」の堂々巡り。私の口調もだんだん強くなってしまいまいした。
とここまでは行きなさいモードだったのですが・・・既に40分以上たっていて、あまりにも痛そうにするし、土曜に痛かった方の足だったので本当に今度はもっとひどいのかなという心配がだんだん頭をよぎってきて・・・
「お母さんにはよくわからないんだけど、そんなに痛いならその怪我は思ったよりひどいのかもしれないから、もう今日は様子をみるために家にいなさい。」
「わかった・・・。」
「でも治るまでは外で遊んだらだめよ。治るまでおとなしくしていなさい!(怒)」
と言ってしまいました。最後は私が感情的になったので、息子は「お母さんが怖い~」といって部屋に篭ってまた泣きだしました。
その後は買い物に出て頭を冷やしましたが、帰ってくると私が怒っていると思ったのか「あの、ごめんなさい」といってでてきたので「もういいから」と言いました。
その怪我は・・・怪我ともいえるものではありませんでした。夜にはすでに痛いともなんとも言わなかったですし、翌日朝は普通に歩いていました。学校へ行く前に
「もう治ってるから~昨日は・・・ごめんなさい。俺昨日はやっぱり練習行ったほうがよかったかも。」
「そう」
凹みました。どうして私は最後まで「行きなさい」で通せなかったのかなあ。息子の泣き落としに惑わされ、過保護にも腫れているかも?って考えてしまいました。結局は中途半端に不満げにこっちから「怪我だから仕方なく休み」って・・・・。またもや余計なことを言ったのですね。
あのままほうっておいてもしかすると行ったかもしれません。また休んでしまったとしたら・・・少々のことで休む=さぼりと息子も気がついたでしょうし、その後は主人との話になったのだろうと思います。
先に記事にしてしまいましたが・・・・来週先生にお話してみようと思います。
ぐずぐず言う息子の一部始終をみて、「他の子はこんなことをいちいち気にしないんやろうねえ。長々とぐずらないといけないのが可哀想」といって母が涙を浮かべていました。心配をかけて申し訳なかったなと思いました。
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コメント
大変でしたね。
大好きなおばあちゃんと一緒にいたいという気持ちもあったのかなぁ?
改めてアクシデントの対応や習い事への対応の難しさを感じました。
先生に相談されてまた良い方向に向くことを祈ってます。元気出してくださいね。
投稿: かれん | 2008年3月16日 (日) 20時08分
ミクシィの件、了解しました。
すごく真剣に捉えて頂いて、申し訳なかったと反省しています。
実は、そんなにすごい事をしようとしていたのではなく、ざっくばらんに、気が向いた時に簡単に書き込んだり見たり出来る場所があればなぁということで作ったので、ちょっと覗いて頂けたら嬉しいなぁという気持ちでした。うまく伝えられず、気を使わせてしまい、申し訳なく思っています。ごめんなさい。
これに懲りず、これからも勉強させて下さい。宜しくお願いします。
>どうして私は最後まで「行きなさい」で通せなかったのかなあ
ケガ等の突発的なことじゃないのですが、この思い、私はよく感じています。
朝、体調が悪いと訴えている時、初めはちゃんと対応しているのですが、あまりにも長い事辛そうにしていると、段々と「これはさすがにきついのではないか?」等と思って、「行きなさい」で通せないことがあります。でも夕方になるとケロッとしているのを見て、やっぱり自分の判断の甘さを痛感します。
最後のお母さまの言葉が、胸に刺さります。
目先のことにとらわれて、甘やかすのが愛情ではないのですね。この子の一生がかかっていると、心してかからないといけないとこの言葉で気持ちを新たにしました。
投稿: @みるく@ | 2008年3月17日 (月) 09時56分
かれんさん
ご心配ありがとうございます。先生にお電話して聞いていただきました。実は前にも学んだことだったみたいですが、習得できていませんでした。情けなや~
詳しいことは次の記事にしますのでよかったらまたみてください。
みるくさん
早速きていただいてうれしく思います。
みるくさんもいろいろ迷われることがあるのですね。娘さんの体調不良もまだ続いておられるのでしょうか。話が学校に行くか行かないかとなると・・・その大変さはお察しします。
おっしゃるように、この先子供が自分でやっていけるようになるために私達は頑張りたいですね。
続きを次の記事にしますので、またご覧になってみてください。
投稿: メリーベル | 2008年3月17日 (月) 11時49分