足が痛い~完結編
先日の対応はよくなかったとは思うのですが、具体的にどこが悪いのかがわからないので先生にお電話して聞いてみました。
一番悪かったところは・・・子供がぐずぐずいったとき「行ってからやれることがあると思うよ」と私が行かせようとする気持ちでそれを繰り返して話しているところでした。親は「行かないことは認めない」のですが、それは助言して何とかして行かせようとすることとは違うことだったのです。そして本来は習い事などは子供が自発的に行くものなんだと考える種類のことなので、親が行かせるという考え自体が違っていました。それでもし行かないとしたら・・・後は親としては好き勝手に行かないというのは認められないので習い事をやめてもらうということになります。
続けていればきっと子供のためにはいいものですから、やめることになるのはとても残念ですけど。。。。
もう一つ、私が気にしていたこと、子供の言うことを信じて「家で様子をみなさい」と言ったことはそれでよかったようです。体調が悪い(足が痛い)ということは、信頼関係にもひびくのでまずは疑わず、受け入れてやるということでした。
さらに様子を見なさいといったらそれで終わりにして、後は様子を見る。おとなしくしているようならよし。でも怪我している(はずな)のに遊びまわったりしていれば、そのときには「怪我して休んでいるのにその態度はどういうことなのか!」とかなり厳しく言い渡す必要があります。そして一度目ならば「そんな態度ならやめることになる」という警告か、何度か目なら「もうやめてもらう」といった話につながります。
もし痛いといってきた時点で、すでに何度も同じような怪我を繰り返して訴えてはすぐ治って遊ぶといったふざけた態度があったとしたら、何度も同じことをしていてもう信じられないよといって断じてもいい場合もあるかもしれません。
以前に習い事は休んではいけないものとご指導をうけた(2/22付「みなさんごめんなさい」)ことで、足が痛いくらいで休むのはどうかと思い、私が行きなさいと言って行かせるべきなんだと考えてしまいました。
一番最初の「足が痛い」の試合のときも痛いことは認めてやればよかったようです。「行って何をするかは自分で考えて。やれることがあると思うよ」と行かせようとするのではなく、「(試合は休むと迷惑がかかるから)足が痛いだけなら(動けるんだし)行ってみて、どうしてもだめだったら帰ればいいよ」と言うのがよかったということでした。
習い事の場合は最終的にさぼりだったとなったら、やめることを選択させられますからまだ問題としては小さいのだと思います。習い事は大人にはなるのに必ずしもしなければならないというわけではないからです。
ただやめるときには次につながるやめ方が大事とも話していただきました。親がやめなさい→子供がじゃあやめるよとなっても、簡単に終わるのではなく、習い事で得られる喜びや楽しみ、辛いこともあるけどよかったこともあったことなどをよく話すこと。それが子供自身がやめた後でもいろいろ考えることにつながるのだということです。例えばやめて退屈になってやってたらよかったなあと後悔するかもしれませんが、それも経験の一つになりますし、そうやって考えることができればやめたことも次につながるということでした。
息子の習い事についてはこういうお話を頂いて・・・すっきりとまた頑張っていこうと思った次第です。
ただこれが学校となると少し話は難しくなるのでしょう。学校にもどるという道をえらんだ私達には、二度と子供に登校をやめさせるわけにはいきませんから。
二月に学校を体調不良で休んだときも、先生にご相談して体調不良は認めて(疑わないで)、でもその後は病気だから粗食という生活をしました。これは再登校し始めのときにも何度かやっています。親としては口には出しませんが、学校を休むのは病気を治すためだけ、言い換えれば病気でなければ学校へ行くのは当たり前よという姿勢をあらわしていました。
再登校してから一度、頭が痛いとかいって布団から出ずに休んでしまい、その後部屋で大人しくしているようにいって、食事もおかゆだけにしました。が、部屋では隠れてゲームをしたりして好きなようにすごしたことがありました。それ以前の登校刺激に際しては先生から厳しくご指導があり、彼自身も本当は学校へ行きたいことやそして行かなければ行けないこともわかったと言っていたはずの息子ですが・・・。二三日そういう状態が続いたのでそのときは先生が息子の様子をご判断下さって、先生から再度厳しく直接ご指導をうけたことがありました。
思い出すと先生にもご苦労をかけたなあと改めて思います。同じようなことを登校で何度か繰り返し、少し進んだけれどまた習い事で繰り返し・・・根気がいることには違いありません。習い事だけですむといいのですが、一歩間違うと学校に・・となりそうなので、気を引き締めてやっていきたいと思いました。
| 固定リンク
「習い事」カテゴリの記事
- 待ってやればよかったね(2009.04.19)
- 足が痛い~完結編(2008.03.17)
- 足が痛い~再び(2008.03.15)
- 足が痛い~(2008.03.10)
- 野球のその後(2008.03.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
先生に、細かくご指導いただいて、すっきりされたのでしょうか。
まだまだ、迷うこと、悩むこと、たくさんありますね。
今回のお話を読ませていただいて、娘が、部活をやめることになった時のことを、
思い出しました。
確か、メリーベルさんは、息子さんの野球のことを、重ね合わせていらっしゃったように、記憶しています。
私も、未だに、娘には、部活を続けて欲しかったという思いは、残っています。
けれど、最終的には、本人の意思、やる気の問題なんですよね。
娘にとって、部活は、かなり負担が大きく、それを見ている私にも、
重くのしかかっていたのかもしれません。
今は、気分的に、ほんと楽になりました。
といっても、決してやめられることを、勧めているわけではありませんよ。
できるなら、頑張って続けてほしいと、願っています。
投稿: ノエル | 2008年3月17日 (月) 16時50分
とても勉強になりました。
これを何度も読み返すことになるでしょう^^
ありがとうございました。
娘は学校には行っていますが、未だに10日に一回位休むことがありますし、朝の体調不良の訴えはほぼ毎日のように続いています。
それでも学校に行ってしまえば、下校時に友達と遊んで、遅くまで帰ってきませんし、笑顔で帰ってきます。
私の対応いかんといったところでしょうか・・
娘の訴えに(演技派なので^^;)私が負けたらお休み、貫けば学校へ行くといった感じですが、10日に一回くらいは私がどう頑張ってもなかなか行かず、最終的には心のどこかで「ここまで言うなら本当に辛いのかも?」とよぎるとダメですね、そうなると行きません。行きなさいとは言わずに、行くべきという態度で接していますので、そこが難しいところです。
なので、習い事等もっての他と私は思ってしまって、今は何もさせていません。やりたがるのですが、学校に行かせることで精いっぱいで、この上習い事の心配なんて、私がムリだわと・・・
まだまだ勉強が足りません。
投稿: @みるく@ | 2008年3月17日 (月) 17時09分
とっても、勉強になりました。
先生に丁寧にご指導いただき、メリーベルさんが細かく、状況をブログに載せていただき、自分の時はどうっだたかしら。。?と思い返しながら。。。
私の場合は習い事も「自分で決めていいよ」と言ってしまったので、ずれているのですが、親としては行くのが当たり前という気持ちを表した後で、子供がどうするかは自分で決めることですよね。
その後、休んだ時には、親としてどうするか。。
私はその大切なところが抜けていたので、今でも子供が「いいじゃん」ということがあるのだな。。と思います。
休んだら、友達に迷惑かけるということをこれから、わたしのなかにきっちりいれて、接していこうと思います。
なんだか、自分のことばかりになってしまいごめんなさい!!
メリーベルさんのお子さんに対しての考え方、
具体的にわかって本当によかったですね。
先生にご指導していただいたことを、とっても、ご自分んで整理しているので。。。
がんばりましょうね~~・
投稿: テンテン | 2008年3月17日 (月) 17時20分
先生にご指導いただいた事、このようにブログ上に詳しく載せていただいて、本当に勉強になります。
皆さん習い事等大変だなぁ・・なんて今まで読ませて頂いてたのに、今まさに私の身にもふりかかってきてるんですよ(^^;;;
なので何度も読み返してました。
私の方もどうなることやらなのですが、お互いがんばりましょう~~~!!
投稿: かれん | 2008年3月18日 (火) 01時15分
今まさに知りたいと思っていたことが詳しく書かれていてとても参考になってありがたいです。
私もメリーベルさんと同じ部分で迷ったり間違えたりしていました。
視力回復のトレーニングは止めました。全くやる気がなく、ちゃんとやらなければ効果も出ないので...
最後に先生にご挨拶してからやめるようにと無理に連れて行ったのですが...あとちょっとで教室に着く所で「なんか、最近、体操習いたくなってきた」と言い出して。このタイミングでそんなこと言うのかと唖然として「ん~そう...」と答えたら「なに~、お金のこと?」と聞いて来て。帰り道には情けなくて涙が止まらなくなっっちゃいました。
習い事は休んではいけない、休むようならやめさせるということ、理解してはいるつもりです。でも娘の公文教室については、ここでやめる方向に向かわせたら同じことの繰り返しになってしまうので(昔からだんだん行きたがらなくなってやめるパターンなので)何とか続けていって欲しいと願っています。
学校を休んだ日の病人対応、復学後は本人もよくわかっていた感じでしたが、最近意識が低くなっているようなので気を付けなければと思っています。大人しく寝ていない様子だったり、食事に不満を言ったり。週末は土曜の朝から風邪をひいて食事は好きなものを食べていたら夜中におなかを壊してしまったので日曜はおかゆにしました。妹が熱があるのに普通の食事をしているのを見て「自分が熱の時はおじやだったのに」と不満を言ってました。翌日は良くなって登校しホッとしました。
自分が子供の時は熱が出るとアイスクリームを食べさせられていました。親は、体の中から冷やして熱を下げようと思っていたようです。おなかの風邪のときはアイスもジュースもなしで残念だったことを覚えています。
投稿: ふらわぁ | 2008年3月18日 (火) 01時53分
みなさんコメントありがとうございます。
ノエルさん
娘さんの部活のお話、うちもちょうどやり始めた頃だったのでよく覚えています。ノエルさんは一貫して子供が考えることということで上手に対応されていましたね。娘さんが自分で決断され、顧問の先生にも話された様子など、しっかりされているなあと思ってみていました。部活をやめられてもその後の娘さんが十分に成長されているのを見せていただいているのもあって、もしやめることになってもそれもそれと思っています。どうなるにしても後悔しないよう、親としてはまずい対応だけはしないようにと思っています。
応援ありがとうございます。
みるくさん
何かお役にたつことがあれば・・うれしい限りです。
私もまだ、突発的なことに出会うとこの場合はどうだっけ?と思うことが多いです。変わらない日常ならいいんですけど。
こうして自分なりにまとめてみると、教えていただいたことはどれも当たり前のことなんだと思います。子供がぐずぐず言うと惑わされてしまう自分が情けないですね。自分で筋を通して考えられるようになりたいものです。
10日に一回休まれるということ、その対応は難しいことでしょうね。それでも学校へ行き続ける中で娘さんが成長することで、またみるくさんの日々の努力があればいつかいい方向へ変わっていかれると思います。
テンテンさん
これであってるのかどうかと少し心配なんですけど、自分のノート代わりに書いてしまいました。自分だけ間違っている分にはまだいいんですがみなさんに読んでもらうので~。
テンテンさんにすっきりとまとめて頂けてうれしいです。私自身はよくわかって本当によかったです。今のところ、習い事の問題ばっかりなので(というかこれがなければぐずらないみたい)私にとっては大きいことでした。
年齢が上がればまたあれ?どうだっけと思うことが起こるんですよね?そのときにこうして学んだことをあてはめられるようにしていきたいです。
かれんさん
息子さんも何か始められるんですね?息子はなにかやろうと思うことがすぐにはなかったので、すごいなって思います。息子とは違って楽しく続けていかれるかもしれませんね。楽しみですね。
ふらわぁさん
いろいろ大変だったのですね。やめるのはなかなか難しいことだと思います。いざその場面がきたらきちんとわかってもらえるのかという不安はありますね。
少し観点はずれますが、お子さんがいろいろ習いたいということが私にはすごいと思えます。うちは一切何もやりたくないところから始まっているので、習っているだけでも上出来という感じ。ふらわぁさんの立場では私もどうしたらいいかなって悩むのだと思います。
最近はうちも病気でも少し元気だとおなかがすくようで文句いってました。でも先月何日か休んでしまったとき最後はさすがに治すためにということで自分から大人しくしてました。私がこれくらいは~って緩めないようにしようと思いました。体のためには水分さえ十分とっておけばいいそうですから~。お粥は実際病気の体にもいいはずですしね。
投稿: メリーベル | 2008年3月18日 (火) 09時18分