助言したほうがよかったかな
先日試合で外野からボールをバックホームしたとき(ホームには届かないんですけどね)しばらくひじを押さえていました。前からずっと「ひじが痛い」といっていたので、何度か主人にも相談したのですが、主人は「投げ方が悪いからだろう」と言いつつもそれ以上どうしろと言われなかったのでそのままにしていました。
その試合のときは「大したことはないと思う」という私に、「そうだったらそれでいいし、でも一度診てもらったら?」と周りのお母さんが心配して病院へ行くよう薦めてくれました。
受診した結果、大した怪我ではないけれど、やっぱり痛みがあるので少し投げるのをお休みして痛くなくなったら正しい投げ方で練習するようにというお話でした。野球経験のある先生だったので、子供に投げ方まで教えてくださいました。
大したことなのかどうなのか、私にはよくわからなくて・・・休めば治るものだったら早くそうしてやればよかったなあ。
投げ方が悪いのは本人も前からわかっていたみたいで、私には「あまり距離がでないんだ」とよく言っていました。そのときにもう少しつっこんで話してもよかったのかな?
「お母さんにはよくわからないから、監督やコーチとか、お父さんならわかるんじゃないかな」とだけ言ったのですが、息子から聞いている様子はなかったです。チームでは技術を細かく指導するという感じではないので、聞きづらかったのかもしれません。
「痛い」と言ってきたときには、「痛くて困ってるの?」と手をさしのべてやった方がよかったんだと思います。
主人には病院で言われたことをそのまま報告しました。その後、息子に投げ方を教えていました。息子の方も投げ方を直してみようとは思ったようで、主人の言うことを素直に聞いていたようです。
助言が過ぎるといけないと思って、私は言わない方向へ向きがちです。日常生活の大抵はそれで正解なのですが、子供が本当に困っているときにはぎこちなくなる自分がいます。
またこのことに限らず、主人にはもう少し息子に歩み寄ってもらって、コミュニケーションをとってもらいたいと願う自分もいます。子供がお父さんにしかわからないことはお父さんに話してみようという雰囲気を作ってほしいと思うのは求めすぎなのでしょうか?
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コメント
男は男同士ってこともあるだろうし、父親の役割は大きいかもしれませんね。
男同士で話をして、男にしかわからないことも、
これからは出てきますしね。
でも本人が必要と思うことならば、コーチや監督に自分から聞くと思います。
まだ小さいので自分から、聞くってことは難しいのかもしれませんが、必要なことは自分で聞く、自分で言うことは、これから先大切なことなのかもしれません。
父親から助言してもらって、母親は必要以上に言わなくてもよいかもしれませんね。
子供が困っているときの対応、意外と難しいですよね。やりすぎてもダメだし、やらなすぎてもダメだし・・・私もこれでよかったのかといつも気になります。
不登校を経験して父親の役割がとても大切だとわかりました。そして父親としての負担も大きいとも。
今までは私がその負担を負ってきて、そして子供が不登校になってしまったので、これからはもう少し父親に頑張ってもらってもよいのではないでしょうか?
メリーベルさんは求めすぎではないと思いますよ。
当然のことと思って、お願いしてもよいと思います。
投稿: ふーみん | 2008年4月25日 (金) 22時17分
ひじを痛めちゃったのですか。野球肘というものですか?それともちょっと痛めただけなのかしら?早く良くなるといいですね。
野球については今までにいろいろなやり取りがあったので、痛いという訴えにも慎重に対応されたのでしょうね。受け取ってしまえば甘えたり休む気になったりしそうで。
私も「痛い」と言ってきた場合に、なんて返すかは毎日悩んでいます。(毎日のように痛いと言います)受け取りすぎると甘えてくるし、放っておけば自分で解決する時もありますが、ひたすら大騒ぎして訴えてくることもあります。そのつど考えながらやっていくしかないのかな。先生は痛いと言ってきたら痛いんだねといったんは受け止めてやったら良いと仰っていました。きっと私は「痛い」のその先の心配をして身構えて過剰な反応をしてしまうのかもしれません。
ご主人と息子さん、野球を教えてもらいながら親しい関係が出来るとよいですね。
投稿: ふらわぁ | 2008年4月26日 (土) 02時34分
ふーみんさん
そうなんですよね。ふーみんさんのおっしゃるとおりだと思います。必要なら本人が聞くだろうと考えていたし、でもこの子はおそらく聞かないだろうというのも最初から了承済みというか(笑)。
習い始めた頃から投げ方がまずいということ(主人がそう言っていた)と、このチームでは基本をきっちり教えてもらう感じはないことはうすうすわかってきていました。それでも本人が下手なままでいるだけのことなら別にいいと考えたのですが、痛いとなると話は違うのかなと思いました。
ひじが痛くなるような投げ方とわかっていて、主人はどうして何もいわなかったんだろうかと正直がっかりです。息子をコーチしろというのではなくて、チームでは目が行き届かないところがあることはわかっているのだから、怪我をしないように手助けすることはおせっかいではないように思うんですけど。というか、それこそがお父さんと子供のコミュニケーションじゃないのかな?
最初から主人に相談していたのに・・・私に助言もなく、動いてもくれなかったのがはっきりいって不満です。というか、見守るのはいいけれど本当に見てるだけなので、私も子供も徐々に離れてしまっていることに気がついてないような気がします。今すっごく不満いっぱいで、感謝の気持ちがどこかへいってしまいそうです。この気持ちはどう解消すればいいでしょうか~
ふーみんさんの励ましコメント、とってもうれしかったです。ぶっちゃけてしまいましたが、ふーみんさんのところみたいに上手くいくようもう一度考え直してみます。
ふらわぁさん
ふらわぁさんには私の気持ち、お見通しですね。怪我は野球ひじなんて、えらそうなものではないんです。ちょっと休めば治るくらいのものですから。
スポーツってそれくらいの痛みは気にしないものなのか、いやいや成長期の子供だから大事をとるのかがわからないのです。それとともに、息子が普段からよく痛い痛い言うので、甘えかも知れないと思うとなかなか病院にも行けないのです。・・・困った親ですよね・・・・ふらわぁさんは過剰な反応とおっしゃるけど、私だって痛いとか病気とかはいつもいつも迷っています。
主人には主人の考えもあるので、私も事実を知らせるだけですが、向こうも何も言わないので何を考えているのかがわかりません。
子供への過干渉をやめようとやってきたのはいいのですが、子供や私への必要な接触もやめてしまっているように見えるので、なんだか家族がばらばらな気がします。
ああ~コメントもうまくまとまりません。
でもふらわぁさんがきてくださったのはとってもうれしかったです。また懲りずに覗いてくださいね。
投稿: メリーベル | 2008年4月26日 (土) 10時57分
メリーベルさん、こんにちは。
最初、記事を読んだ時には、息子さんの野球のことを通して、
ご主人と息子さんの関係について、悩んでおられるのだと思いました。
うちは女の子だし、「父親と息子」って、よくわかんないな~って。
けど、コメントを読ませていただくと、どうやら、違うようですね。
メリーベルさんが、ご主人に対して感じておられる“不満”なんですよね。
夫婦と言えども、いや、夫婦だからか、相手の気持ちが分からなくなることがありますね。
以前、何の時だったか、メリーベルさんは、私に、
「ご主人に、理解してもらえるよう、ちゃんと話し合ったほうがいいと思いますよ。」
と、コメントくださいました。
「うちは、そうしてるんですよ~。」と感じられて、
メリーベルさんのこと、羨ましく思った記憶があります。
ご主人は、最近、お仕事、お忙しそうでしたよね。
なかなか、ゆっくりお話される時間も、とれないのでしょうか。
私も、主人に気持ちを伝えるのは、苦手です。
けれど、ひとりで、もやもや考えてるより、メリーベルさんのお気持ち、
素直に伝えてみては、いかがですか?
投稿: ノエル | 2008年4月26日 (土) 14時06分
私も主人にたいしてんを持ってはいけないと思いつつ、時々、芽を出しています。。。
我が家は、お酒が好きなので、時々、二人で飲むとき、(子供のいないところで)自分の想いを話しすることがあります。
主人も、その方が、す~~~っと聞いてくれているように感じます。
前は、責めるように言ってしまい、けっこう反感をかってしまっていましたが、気分のいい時に話すと、いつもよりは聞いてくれるのかな??
投稿: テンテン | 2008年4月27日 (日) 08時15分
ご主人に対するお気持ちとても良くわかる気がします。
我が家の場合は子供に問題が出た時に、あらかじめ2人で話し合ってから子供に話をした時に、私が思っていたことと全く違うことを言っていて「なんでよー」と思う事があります。子どもの前で言い争うわけにもいかず、後から言ってもなかなか理解しあえなくて。
私の考えや支援の先生のアドバイスを主人に話すとき、私の説明力が不足しているのかちゃんと理解してもらえてないみたいです。
それからこの間、子育てとは関係ないことで尊敬も感謝も吹っ飛んでしまうことがありました。話し合ったら身動きが取れなくなってしまいそうなので1人で考えてみました。この気持ちをどう解消したらいいか、とっても悩みました。何か役に立つ本でもないかと探して読んでいくうち、ゆるすことで幸せになれるという考え方に出会い、他人や自分や過去の出来事を責める気持ちは自分を苦しめるがそれを手放せば重荷がうんと軽くなる、というような事が書かれていました。事実は変わらなくても気持はだいぶ穏やかになれるような気がします。
それから、ご近所のお宅に目を向けてみると、ご主人や子供への不満をいっぱい言っていてあまり感謝の気持ちなんてなさそうかなと見える家が、家族が仲良く子供も元気いっぱいで、何か我が家とは違う点があるのだろうなと感じることが多いです。これからも観察していったらなにかヒントが見つかるかな?
お互い、良い方向へ行けるように頑張りましょうね。
投稿: ふらわぁ | 2008年4月28日 (月) 09時22分
ノエルさん、テンテンさん、ふらわぁさん
みなさん、コメント本当にありがとうございます。
おっしゃるとおり、息子と主人と言うよりは、私と主人なのでしょうね。みなさんにはお見通しですね。
話さないことには解決しないのですが、私がいまひとつわかってないのでうまく話せないということでもあるのです。
一応今話せる思うことは話してみました。主人は「痛くなったって大したことはない。成長期に運動してればままあることらしいし、投げ方が上手でない子供も大勢居る。(痛くなった結果)どうしたらいいか聞こうと思うようになって、それにもう教えたんだからそれでいいじゃないか。」と言われました。
主人の結論は私の言うことは余計なことだということのようです。大したことはないかどうかは病院の先生に聞いたからわかったことなのに~最初の最初から知っていたかのように断言されてちょっとどうなのと思いましたが、何も反論はしませんでした。
何かが上手になるためにどうするかは子供が考えることだというのはわかります。でも体のことをすべてを子供に自分で管理しろというには知識がなさすぎます。痛いといってもう三ヶ月。その投げ方を続けていればずっと痛いままでもっとひどくなるかもしれなかったのですから、そういうことはよそのお母さんから言われる前に、教えてもよかったんじゃないかと、まだ私は思っています。
このことに限らず、息子に対して「話してこないならそれでいい」というスタンスが、一見は干渉しないいい親のように見えて、根っこに「別にそんなに子供のことを知らなくてもいいんだ」という考えがあるように思えるのです。自分が父親にも何一つ相談せずに育ったそうなので。衣食住と話を聞いてくれる母親がいればいいということなのかもしれません。
私に対しても「話してこないなら何もない」と考えているのがよくわかります。
相手が誰であろうと深く踏み込まないのが主人という人のようです。
例えば私がこんなことがあってねと話してみても、大抵は「大丈夫だ」「気にするな」「やるしかないだろう」などと言って短く断じて話を終わろうとしますから、こちらはいつもそれ以上は話すなとシャッターを下ろされるような気分になります。息子に対してもその言い方をするので気になります。
こういうことは言い方のテクニック云々のことではなくて、相手とコミュニケーションをとりたいかどうかという根本的なところに問題があるのだと思います。相手が考えていることを知りたい、そしてもしも自分がなにかできることがあるなら関わろうか?という姿勢がないと、本当の意味で「人の話を聞く」ことはできないと思います。
主人は決して悪い人ではありません。むしろまじめで優しいいい人だと思います。ただ何となく人間関係の作り方の根本的なところが私とは違うのでしょう。私にとっては精神的な関わりが少ないので「薄い」と感じられてしまいます。
干渉しないことと関わらないことは違うと思うのですが、実は具体的に子供にとって何が干渉で、何がよい関わりなのかがわからないので、主人と話そうにも話せないのです。
困ったことがあったとき、その困ったことで何かできることはないか?と聞くことは干渉ではないと私は思うのですが・・。
主人は「ひじ痛は別に困ってなかったんだよ。ほんとに痛かったらあいつは練習行かないだろ?」と言いました。それならやっぱり私が過干渉なのかな?
でも三ヶ月、彼なりには我慢して頑張ったし、監督にも痛いことを言ってましたから、それでもだんだん痛くなってきてやっぱり困ってたと私は思います。
投稿: メリーベル | 2008年4月28日 (月) 12時37分