嫌な事から逃げる
「おかあさん!!俺、明日の野球行きたくない!行きたくないんだぁ~ああああ~」
久々にでました~先日のいぇ~ん、うわぁ~んどころでなく、本気モードのぐずぐずです。
19日の土曜日、新チーム(もうすぐ六年生は引退で、五年生中心のチームが始動)での初の試合でした。有難いことに(人数が少ないので)息子はレギュラーの定位置をもらいました。背が高いのを見込まれてか、打順は四番。
初試合は因縁のチーム(市内に唯一の対戦相手)対決で、監督も力が入ってました。
毎回得点のチャンスに四番の息子にまわってくるのですが・・・毎回三振でした。
打席でがちがちになっていたし、打てずに帰るたびに凹んでいるようでした。泣いていたとも聞きました。
一日おいてまた練習試合が予定されていたので、翌日は主人が「バッティングセンターに行こう」と誘っていました。でも「俺はいいわ~」
最後には主人が野球の話をむけただけで、耳をふさいで背を向ける始末。
その後も翌日の試合を気にしてなのか、遊ぼう、遊ぼうとまとわってきたり、でかけたいと無理を言ったり、暇だから映画に行きたいと急に言ってみたり、何だか落ち着きなくすごし、主人がちょっと出かけた後、私にむかって冒頭の泣きです。
主人のいる前ではそういうふうに泣かないんですよね~、面倒くさいやっちゃなあ。
夕食時に話している時、主人が(ちょっと流れを読んでなかったと思うのですが)「お前、家でバット振ったりして練習せんと上手くならんぞ」と言ったら「そんなこと聞いてないし、おれ」とお父さんをばっさり切り捨てていて・・・「お父さんにそういうふうに言わないよ」とは言いましたが、あ~あ
また夜に泣き、21日の朝も泣いて、動くまでに時間がかかって少し集合に遅れました。
その日の試合は練習試合でもあったし、相手が弱かったので楽勝ムードで、それほどの緊張しなかったようです。それでもヒットはでませんでしたけど。
四番は打てなければどうしようもありません。練習ではいい当たりがでるようになっているそうで、そこに据えられたのでしょう。本当なら喜ばしいことなのですが、みんなの期待がかえって彼にはプレッシャーになるようです。
でも今は逃げてますね。耳をふさいで、私や漫画やゲームやテレビに逃げてきます。息子は今までもできないことからはさっさと逃げてきました。不登校の支援中も支援機関の先生からそういう性格を指摘されてきました。
ここで踏ん張って逃げずにやっていけたらなあ・・・。
余談ですが、この三連休はとても暑くて暑くて・・私は最高に疲れました。
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コメント
息子さん、レギュラーで4番なのでそのプレッシャーかしら?
凄いと思うのですが。逃げていることになるのかな?
うちは、不登校中にスイミングの選手を辞めてからはスポーツはしてません。スイミングをやめたことは多少は後悔している発言も多少あります。でももう一度やりたい!とは言いません。
うちの息子と比べるとえらいと思うのですが、うちは逃げてしまったままの状態で放置ですからね・・
今は遊ぶことが、息子の必要なことなんだったら好きなことをして毎日遊んでいたらいいと考えています。レベル低いですけど学校に行けるようになってからは、そう考えることが出来るようになりました。
親がお金を払っているお稽古については対応難しいですよね。
友人の子供で野球を習っていましたが、半年ほど休みました。友達とのトラブルがあり意地悪されたりしたの原因だったらしい。
母親は心配もしていて、もう辞めるだろうと思っていましたが、少しの間休部扱いにしてましたが、何がきっかけは知りませんが、いつの間にか復活していました。本人がふっきれたのか、やはり野球がしたい意志が強かったのかな?
うちの長女は、テニス部幽霊部員になってしまいました。
全く参加していませんし、行く気はありません。本人に任せています。クラブだから親が口をはさめないんです。
もちろん、ラケットやシューズなど買いましたよ!腹立たしい!
でも本人が楽しい、頑張るって気持ちがなければ出来ないことだと考えることが出来るようになりました。
それ以外のことは頑張っていますしね。
でも、それとは裏腹にメリーベルさんと同じく、どんないやなこと、辛いことでも踏ん張ってして欲しいという気持ちもあります。その気持ちのほうが強く持っているんですけどね。
プレッシャーが原因ならば、そんなことが気にならないように
ある日突然、何かの心の変化があるといいですよね。
まとまりのない長い文章になってしまいました。
同じ親として、悩むことは同じですね・・・
投稿: ふーみん | 2008年7月22日 (火) 22時47分
ふーみんさん
たくさん書いてくださってありがとうございます。
私も我が息子ながら続けてやれることがあるだけ、すごいなと思っています。おっしゃるように「逃げる」というのは、ちょっときびしかったかもしれませんね。
野球についてはご存知の通り、これまでもいろいろあったので・・習い事とは本人次第とは私も思っています。
本人も投げる、打つ、取るといった運動自体は楽しいので面倒くさいけどやめずにきたのでしょう。でもスポーツで試合をやる以上は勝敗が必ずついてくるし、そのためには自分の役割をちゃんと果たしていかないといけないと、上の学年の子達をみてうすうすは気がついているのだと思います。だから、緊張するし、失敗すれば涙もでるのだと思います。
今の息子には定位置をもらうことは「うれしい気もするけど、(緊張して)嫌な気持ちになる」とか。
この緊張を解くには普段の練習を一生懸命して、もっと早く上手くなりたかったら自主練習もするしかないでしょうね。でもそれはやりたくないし・・・でも試合にはでないといけないし・・・というジレンマを抱えているのだと思います。
この先もこのチームにいる以上はある程度の役割は果たさないと自分が辛くなるのもわかっているのだと思います。もう五年生ですから、気楽に好きな練習するだけではすまなくなっていることも。
試合が楽しくなくて、うまく行かない時期が続いてもそこから逃げずに続けていれば、来年の今頃にはやっててよかったなあと思う日がくるような気がしています。その日まで逃げないでいられたらつかめるものは大きいのではと思っていますが、でもどう転ぼうが本人次第と見守る気持ちでいます。
だからもしやめてしまったとしても・・・それはそれで仕方のない事。私の人生ではなく、子どもの人生ですから。それに子どもはまだまだ先は長いですから、習い事の一つや二つでどうにかなってしまうものでもないとは思います。
投稿: メリーベル | 2008年7月23日 (水) 08時13分
息子さんの心の中たくさんの葛藤があるんでしょうね。
これを乗り越えたらきっと今より強くなるって大人はわかってるけど、渦中にいる時は辛いだけですよね。
吐き出してることはいいことだけど、それを受け止めるメリーベルさんは疲れると思います。
うちの娘は、なんでもやりたい方で、それはいいいことなんですが現実にぶつかるともう愚痴る愚痴る。聞いてるのもうんざりすることがあります。
だったらやらなければいいでしょと、ここまで出ますが飲み込んでます。
子どもの人生、自分でなんとかするしかないんですよね。
親は疲れるな~と最近つくづく思います。
投稿: ayami | 2008年7月23日 (水) 16時10分
ウチは今は何もやっていません。
以前は、ダンス、ギター、学習塾など、習ったことがありますが、
どれも続きませんでした。
最近は、フラダンスを習いたいとか、またギターをやりたいとか、
進研ゼミやりたいとか色々言っていますが・・・
何かをやり続けるのは大変なことですよね・・
大人だってたとえば、スポーツクラブに入ったけど、忙しくて行けないからとか、お金が大変だからとか言って、ついつい行かなくなってしまったりしますし・・^^;(私のことです)
ビリーズブートキャンプを買った主人は3日坊主でしたし・・
愚痴を言いながら、嫌だ嫌だと泣きながら、それを黙って聴いてくれる人がいて、頑張れるんでしょうね。
私はそれを黙って聴いてやれる親じゃなかったから、娘は習い事が続かなかったし、今もやりたいとは思ってもなかなか始められないのだと思います。
メリーベルさんはえらいです。黙って聴く方が大変ですよね・・
私もそうならなきゃ・・
投稿: メルシー | 2008年7月24日 (木) 00時02分
以前、野球の練習に行きたがらない記事が書かれていた頃、うちの娘も公文教室を休んでばかりいて、重なる点など参考にさせて頂いたことを思い出します。
うちの娘は結局止めてしまいましたが、メリーベルさんの息子さんは頑張って続けているのですね。
でも上達すればその分期待もされてプレッシャーも強くなって大変なのですね。個人的な習い事と違って、責任の重さもひしひしと感じるのでしょう。
息子さんの心の中はきっとたくさんの思いが複雑に絡み合っているのかもしれませんね。
娘が公文をやめる時に気持ちを聞いて初めて、そんな事も考えていたのかぁと気づかされた事もありました。後になって思うと、もっと上手な対応をしていたら頑張って続ける気持ちになったかも、とか追い詰めずに静かに見守っていたら自分で考えて前向きに進めたかも、などと反省する気持ちもあります。
野球は家庭での対応以外にも監督や仲間たちとの関わりも大きく関係するでしょうから、この先良いきっかけなど出来て頑張っていけると良いですね。
投稿: ふらわぁ | 2008年7月24日 (木) 02時38分
ayamiさん
ねぎらっていただいて有難うございます。この手のぐずぐずは久々だったので比較的受け流す余裕はあったのですが、みなさんからこうして励ましてもらえるとまた力も湧きますね。
そんなに嫌ならやめればいい~と私もたまに思いますよ(笑)。正直なところ、自分も余裕のないときはぐずぐず泣かれるのは嫌だなって。
でも子どもも外にでていって、だんだん大きくなれば自分の思った以上の荷物を背負うときもあるのでしょうから、なんとか自分で背負って歩いていけるよう、なるべく支えてやりたいとは思っています。
メルシーさん
そんなえらくなんてないんですよ~。
続けてきてよかったとは思いますが、まずい対応もしてきてますから、さて、どうだったのかなあ。
メンバーの他の子ども達には、もっとあたりまえのようにやりたくて仕方ないという感じがみなぎっています。それを見ると息子の場合はどうなのかな~と思うところはあります。ただ、今のところは「やっとできるようになったから、やめる気持ちはない」と話していましたが・・・・これからも愚痴はこぼし続けるのでしょうね。
やりたいことがたくさんある娘さん、いいですね。これから先、何かを見つけられる可能性もあります。子どもの未来はまだまだこれから開けていますから、楽しみにしていていいと思います。
ふらわぁさん
そうでしたね。公文の事で悩まれておられて・・・。
娘さんといろいろ話されたのですね。やめるときには良く話し合うといいと聞きましたが、なかなか難しそう・・・。
私もその立場になったら、きっと悩むと思います。ふらわぁさんはそのときのせいいっぱいの対応をされたんではないでしょうか。結局決めるのは子どもだし、子どもにはまだまだこれからもあるわけですしね。
私も子どもが悩んでいてもうまいアドバイスができるかどうかは自信はありません。アクティブリスニングをもっと駆使できるといいですが難しいですね。
息子は他人から「もっとできるんじゃない?」と思われることを、こちらが考える以上に重荷に感じるようです。自信がなかったり、面倒だったり。。。おっしゃるように何か考えてしまうのでしょう。
友達や仲間に対しての子どもなりのプライドもあると思います。
私に泣きついてくるだけで解決するならよしとして、見守っていきたいと思います。
投稿: メリーベル | 2008年7月24日 (木) 11時56分