個人懇談
学校で学期末の個人懇談がありました。
まずは息子が書いた「一学期を振り返って」というプリントを見せてくださいました。
一学期楽しかったことは・・うむむ・・・空欄・・・そこはとばして・・・・
仲良しの友達の名前は枠からはみだすくらいたくさん書いてある。
苦手教科は漢字、ふむふむわかるわかる。
面白かったのは理科かあ、実験が楽しいって言ってたなあ。
二学期の目標は・・・「めんどうくさいって言わない」だって
先生のお話では・・・・
先生がちょっと挑戦という意味で「やってみようよ」と声をかけても、「めんどうくさい」って言うことが多いといわれました。自信がないということではなく、とにかく動かないって感じだそうです。
プリントの空欄も然りで、こういうのは先生がおっしゃるには「もったいない」ということ。
他の子はもっとくったくなく何でも「やってみよう!」って感じなのかもしれません。
長男は周りが思うよりも自己評価が低いのと、自信がないのと、面倒くさいのとで先生からみると「どうしてやらないの?」っていうふうに見えるようです。
その辺りは家でもまさにその通りなので、気長に見ていただけるようにお話しました。
周りからあれこれいっても仕方のない事で、やってみたい、やってみようと思う気持ちが湧くまで(湧かないかもしれないけど)、親は見守るだけです。
それ以外にうれしかったのは、「こちらの話を素直に聞いてくれます。だからこれからもの
びると思います。」という先生の言葉。
本来は素直なんだろうとは思っていましたが、わがまますぎたし、やる気もなかったしでとてもじゃないけどそうは見えなかったので。。。再登校してから初めてそういうふうに言っていただけました。
今年はお若くて明るい先生というのもあって、息子は毎日休み時間などに「先生、あのさあ~」ってたわいない話をしているようです。先生も喜んで話し相手をしてくださっているとか。
不登校前や後も一年くらいはクラスで黙って座っていたり、机に伏せていたり、本をよんでる時間が長かった子どもでした。
タメ口はどうかとは思いますけど、はめをはずし過ぎない程度に先生や友達の中で明るく過ごして欲しいものです。
親は家で見守ることしかできないのに、子どもはこんなに成長しているんだな。
一日の大半をすごす学校の力ってすごいかも。本当に有難い場所だなと先生方に感謝しながら、路につきました。
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コメント
「めんどうくさいって言わない」と目標に掲げたのでしたら、これからはちょっとずつ意識して減るかもしれないですね。
娘も前は口癖のように「めんどうくさい」と言っていましたが、いつのまにか減ってきました。
気持ちや行動が変化したかどうかは定かではありませんが、最近ではめったに聞かなくなりました。
先生は子どもの力を引き出して伸ばしてあげたいと思うのでしょうね。先生の声かけがきっかけになり大きく伸びる子もいたりすると、もったいなく感じるのでしょう。
先生とも楽しくおじゃべり出来ている様子は嬉しいですよね。
私は個人面談に行ったら、待っている時隣のクラスの先生に「時々お話しするんですよ。好きな子の相談とか。(相手が)こっちのクラスだから、いるかなって聞いたりして。」と言われました。
以前娘からもそういう相談は担任の男の先生ではなく、隣のクラスの女の先生にするのだと聞いていました。
友達や先生と接しながら成長できる学校という場所は本当に有難いところですね。
隣の小学校に子どもが通っている知人は、個人面談で先生から何かを言われるのでなく、こちらから言う事が山ほどあるのだと言って出掛けて行きました。全然知らない先生ですがなんだか気の毒な気がしました。
投稿: ふらわぁ | 2008年7月15日 (火) 12時40分
学校の先生からのお話に、息子さんの成長を感じられて、
嬉しいですね。
ほんと、子どもは、学校という社会で、成長させてもらっているんだと、つくづく有難く思います。
うちも、先日の個別懇談で、担任の先生から、同じように「もったいない」と言われました。
私は、欲が出て、どうにかしたい気持ちになりましたが、みなさんからのコメントに、見守るしかないと気付きました。
メリーベルさんは、そのあたり、落ち着いてみていらっしゃって、すごいな~と思います。
投稿: ノエル | 2008年7月15日 (火) 18時17分
友達がたくさんいる息子さん、学校が楽しいでしょうね。
長所をみつけて伸ばしてあげたいという先生の対応がうかがえます。素直な子って嬉しいですよね。子どもが話しやすい先生だと親も安心しますね。
うちは夏休みに入ってから個人懇談があります。
学校での様子、知らない娘の話しを聞くのは楽しみでもあります。
投稿: ayami | 2008年7月16日 (水) 08時46分
本当に学校はありがたい場所ですね。
家庭の中ではこうはいかないですよね。
色々な人がいて、色々な先生がいて、
その中には、面倒なことも、疲れることも、嫌なこともある。
ガマンすることもあるし、努力もいる。
でも、同時に、喜びや楽しみ、達成感等を感じることが出来る場でもありますね。
人の中で傷つき、人の中で癒される・・・
こうやって人間は成長していくんですよね。
先生が喜んで話しして下さるのも嬉しいですね。
ウチも、先日、個人面談の時に、先生がこうおっしゃいました。
「娘さんは、ジャニーズの山田涼介くんが好きでしょ、でもよくわからなかったんです。でも、古畑任三郎の中学時代を描いたドラマを山田くんがやって、やっと共通の話題が出来て、もう毎日、山田くんカッコいいよね~って盛り上がってるんです。私も嬉しくて嬉しくて^^」と・・・
初めはちょっと?な先生だと思ったのですが、先生ってやっぱり、子どものために力になりたいって思ってくれているんですよね。
こちらが素直に、感謝の心で接すれば、ちゃんと良い関係が築けるのだなと思います。
投稿: メルシー | 2008年7月16日 (水) 13時13分
ふらわぁさん
そうですか~娘さん面倒くさいって言わなくなったんですね。待っていれば息子もそうなるかなあ。
懇談では、子どもの教室での姿がわかるので楽しいですね。娘さんは隣の組の先生とお話ですか。いいですね。
息子達にとって学校はもう居心地の悪いところではなくなったんだなあと感慨深いです。
私としては懇談ではこちらが話すよりは、学校での子どもについて先生の感じた事を率直に聞かせていただきたいと思っています。学校での様子から家庭の事を振り返るのは大切な気がします。
親御さんからあれこれと言われてしまう先生、大変だなあと思います。
投稿: メリーベル | 2008年7月16日 (水) 17時26分
ノエルさん
ノエルさんの懇談の記事、読みました。
息子もも娘さんと同じような事、あります。
「できるけど、そんなのみんなの前でなんか恥ずかしいし、やりたくない」と言っているのは何度も聞きました。クラスにはそういうのを恥ずかしがらずにやりたい人もいるそうでそういう人に任せているそうですよ。
主人もやらないタイプだったそうでそこらへんは親子で気が合うなあ(笑)と二人で話してました。
娘さんとは年齢も違うので、同じ気持ちではないと思うけど、
もったいないと言われても。。。こればっかりはどうにもならないですね。
でもおそらくは・・・私達の学んだ事は子どもを野放しにしておくことではなく、子どもが自分から何かをみつける可能性の高い育て方だと思うので・・・いつかは何かに一生懸命取り組むといったことに幸せを感じるようになるんじゃないかと思っています。
ほめていただきましたが、私も隣の芝生が青く思えることがあります。でもこうしてみなさんと話しながら、子どもの可能性を信じて待ちたいと思います。
投稿: メリーベル | 2008年7月16日 (水) 17時41分
ayamiさん
学校は楽しいようです。その点ではほんとに心配がなくなりました。素直な面をみせていることは本当にうれしかったです。
今までもいろんな先生に持ってもらって、それは幸せなことだと思います。高学年になると担任だけでなく、音楽や水泳や委員会活動などで他の先生にもお世話になっているようですし。
ayamiさんの娘さんも学校ではきっと家とは違った一面があるのでしょうね。頑張っていらっしゃるのではないでしょうか。夏休みも目前ですが、懇談会楽しみですね。
投稿: メリーベル | 2008年7月16日 (水) 17時51分
メルシーさん
先生と言えども人間、子ども一人一人との関係を築くのにご苦労されていると思います。たわいない話でも、そこからいろんな話が聞けるのを楽しみにしてくださっているのでしょうね。
父が昔高校の教員でしたが、中には自分に心を開くまでに丸一年かかる子もいたと話してくれたことがあります。最初はこのおっさんって感じでバカにしたようなしらけた顔してて、父はこの野郎って何度も心の中で思ったそうだけど(笑)、最後は先生、先生ってなつかれたとか。高校生でもかわいいもんだそうですよ。
子どもと接するのは忍の一字、根気がいることと常々私は言われてます。
私もどんな先生からでも学ぶ事はあると思っています。
ただ、昨日今日新聞をにぎわせているような教員試験の不正などは絶対やめてもらいたいですね。学校にいろんな先生や子どもはいていいけど、こんな堂々と不正があったのかと思うとやりきれないですね。賄賂贈っといて、どんな顔して教壇にたっていたのか・・・その胸中理解できません。
親が素直に感謝できるように、少なくとも身ぎれいであってほしいです。
投稿: メリーベル | 2008年7月16日 (水) 18時16分