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統計グラフ

夏休みの自由研究の一つに「統計グラフ」というのがあります。何かのテーマについてアンケートをとってグラフにして表すものだそう。市のコンクールもあるとか。

夏休み前に息子は自分から友達を誘って、統計グラフを自由研究として四人グループでやることにしたようでした。

提出期限がお盆明けと結構早め、でも子供とはいえ昨今はみんないろいろ予定があって忙しい

友達の一人、A君のお母さんから塾の夏期講習があって忙しいと連絡を頂き、A君の予定にあわせて七月中からこまめに集まることになりました。A君が中心的存在だったようで、アンケートをまとめてくれたりもし、そこの家に集まる事が多かったようです。

うちの家にも何度か集まったのですが、ちらっとみえたものは結構な出来栄え。
はは~ん、これはA君のお母さんが相当アドバイスしてくださったんだなあ

集まってもまずはゲームをひとしきりしてから、もうやらないのかなと思っているとそのうちにゲームを片手にしつつ、順番に「俺がここ書いたら、次は○○がここ書いて」と言う声が聞こえてきます。何とかやってはいるんだな~。

でも「真剣にやっちゃえばすぐ終わるんじゃないの?」と私から見るとそう思えましたが、しばらくすると「疲れたから今日はもうこの辺でいいな」と早々に終わって、遊んでいます。

そんな調子で何度も30分とか一時間とか細切れに何度も集まって・・・・もう四人で集まれるのは最後かなという日はうちで集まりました。

その日もゲームばっかりしていて、どうしようかなと思ったけど、30分たったところで声をかけました。

「今日より後はもう締め切りまでは集まれないってA君のお母さんから聞いてるけど、みんな大丈夫?」

「ああ、そうやった。おいみんな、もうそろそろ始めたほうがいいんじゃないか?」

「うん、わかった~」

・・・・・・・・

息子「どうする~?A、もう帰る時間きてるぞ~」

A君「ほんとだ・・・ああ、まあ一応俺持って帰るわ。後ここだけだから、まあしょうがないからやっとくわ」

息子「もう少しやったんに、惜しかったなあ。まあ俺らも頑張ったってことでぇ~しょうがねえな」

A君がまた持って帰っておそらくはお母さんと相談してやってくれるのでしょう。私はここまでほぼノータッチできたのですけど・・・・

私「お母さん、口出しして悪いけどね、残りの三人は予定はどうなってるかな?今まで見ているとA君には下書きとかたくさんやってきてもらってるように思うんだけど。A君に最後もお任せはどうなのかな?」

息子「うん、まあ、そうやなあ。・・・・しゃあねえなあ、俺らでやろうか、みんな、どう思う?」

B・C君「うん、俺らはいいよ。」

息子「わかった。じゃあ、A、ここはどう塗ればいいん?」

A君「僕は・・・ポスカで塗って乾いたら、上から字をかくのがいいかなと思う」

息子・B・C君「了解、色は俺らで決めるな」

ということで・・・その後、息子を含む残りの三人で最後まで仕上げました。仕上げの様子を横目でみていると、これが結構みんなきっちりしてるんだあ、あら、字も丁寧だわ
子ども達の真剣な顔をみて、少し感心しました。


最後は余計な口出しだったのかも。子供同士はA君も含めてA君におまかせでもそれはそれでよかったのかもしれません。う~ん。

自由研究はある程度、大人のアドバイスを受けないと仕上がりにくいものかもしれません。今まで必須ではなかったので息子はまともにやったことはありません。

三年のときに一度簡単な社会科の調べ物をまとめる宿題があり、それはもうせっぱつまって大変でした。ものすごく時間がかかりましたが、手伝いはしませんでした。

まだまだ何をするにも私を頼って大変な頃だったので、アドバイス=頼ることになると思ってひやひやしながら見守りました。まあ、予想通り出来栄えは????でしたね。

子どもが相談にくれば、なるべく大人の考えを押し付ける事なく、子どもの考えを助けてあげられるよう上手にアドバイスできると能力を伸ばしてあげられるのかもしれませんが。。。私にはそれはなかなか難しい事です

今回はA君のお母さんが親身にアドバイスしてくださったこと、有難いことだと思います。
それについては息子いわく、

「A君母が言うことは高度でちょっと難しかったけど・・・俺らは例えば一番上のグラフとかはBが言った簡単なバージョンでいいやんと思ってたけど・・・でもA君母が言うようにやったらきれいに格好良くできた。まあすっごい勉強になったわ」

とか。後は、

「友達がおらんかったらたぶんできてなかった。グラフ、面倒くさすぎるもん」

だそうで・・・。

おそらく息子はあんまり頭は使わなかったようですが、とりあえずは最後までできて達成感だけはあったようです。

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コメント

自由研究もみんなでやったら楽しくやれそうですね。
子どもが集まればその個性に応じた役回りが自然に出来上がることも多いのでしょうね。
学校では先生が適切に判断して助言したり子どもたちに任せたりして下さっているのでしょう。
1人の親としてどのように関わるか迷う事もあるでしょうね。遊びではなく課題をするとなると...
A君にとってはメリーベルさんの助言で何でも1人で引き受けてしまわず他のメンバーに任せるという経験が出来たようですね。
息子さんはA君のお母さんのちょっと高度なアドバイスが勉強になったという経験が出来ましたね。
友達も、そのお母さんもお互いにありがたい存在ですね。

投稿: ふらわぁ | 2008年8月28日 (木) 02時30分

ふらわぁさん

自分の頃を思い出しても、友達と宿題をやるのは楽しいものでした。高学年の頃は親に手伝ってもらわずに何とか仕上げていたような・・・もちろんちゃちなものだったけれど。

統計グラフはある程度型が決まっているので、先生が指導される場合もあるようです。
ノータッチだったらどうなっていたかなあ?出来上がらなくて解散してたかな。それはそれでもいいかなと思っていましたが、教えてもらって得るものもあったと思います。

私が口を出した事は、ふらわぁさんのおっしゃるように考えていいのかなあ。そうだとほっとします。

お友達やそのお母さんなど、息子も私もとっても人に恵まれていると思います。みんなに助けられていること、感謝の気持ちは忘れないように息子含め周りの子ども達みんなが成長するよう、見守りたいと思いました。

投稿: メリーベル | 2008年8月28日 (木) 22時28分

すごいな~息子君!
自分からお友達誘って統計グラフをやろうとする行動がすごい!面倒くさがりのうちの息子では到底考えられません。
お友達と一緒にというのがいいですね^^

うちは自由研究パクリですよ~、パクリ、姉の。
少し文章を省いたみたいだけど様式も写真も一緒。姉が「おまえ~ばれたらどうすんだ~!」なんて言ってました。やれやれです。ですが、そういう私も中1の時、姉の進研ゼミを借りて載っていた実験をそのままパクリ提出、そしたらよくできているからとみんなの前で発表させられたという恥ずかしい思い出がありました。この親にしてこの息子ありでした^^;

メリーベルさんは今年はとても良い夏を過ごされたみたいですね。私はまだどうしても子どもに目がいってしまう自分がいて反省の日々も多かったです。
私も心穏やかに夏を楽しめる日がくるといいなぁ。

投稿: かれん | 2008年8月29日 (金) 00時02分

彼の発想からすると、「一人でするより一緒にしたほうが楽かも」っていうことらしいです。面倒くさがりなりの考えですね。
誘う友達がいるというのはまあ嬉しいことですね(^^)。

息子さんにはいいお姉ちゃんがいて、いいですね。パクリもこの際は目をつむって・・・あるある~って感じでしょうか。
私は中二のとき、自由研究の本をほぼ踏襲して出したら同じく張り出されてめちゃ恥ずかしかった~そういうのって先生意外に気がつかないのかな?

再登校して三回目の夏休みでしたが、息子は年々かわっていったような気がします。学校を離れてじっくり向き合う時間があるので普段よりもいろいろ感じました。
かれんさんの息子さんだって随分変わられたように思いましたよ。一番成長の度合いの大きい頃ですからそれで当たり前なんでしょうけど、苦い経験をした私達だからみえる成長がありますね。
これからもかれんさんとはそういう部分を一緒に喜び合っていけるといいなと思います。

投稿: メリーベル | 2008年8月30日 (土) 15時45分

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