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負うた子に・・・

今日は地区の子ども会の役員決めの会合がある日。
なのに~うっかり忘れていて・・・はたと気がついたら20分もすぎていて・・・青くなって冷や汗をかきながら走って行きました

「メリーベルさん、忘れてたの~?」何とか温かく迎え入れてもらえました。

地区会長を決める重要なくじびきは既に終わっていて、私の分は替わりの人が引いてくれていました。地区会長は当たりませんでしたが、副地区長というお役を頂いて無事帰ってきました~ああ、会合自体が終わってなくてホントよかったよ。

家に戻ると、子ども達が間に合ったかどうかと心配してくれてました。

母  「みんなにごめんなさいって謝って大丈夫だった。会長には△さんのママがなってお母さんはあたらなくてよかった。それで副会長をすることになったんよ」

次男 「え~お母さん、当たらなくてよかった~とかって喜んだらいけんのよ~」

母  「あ、そうだね~ほんと。ごめん。その役をやってくれる人がいるんだもんね~」

長男 「その会長ってどんなことする役なん?」

母 「ほら、お祭りとか地区の運動会とか行事をいろいろとりまとめてお世話する役よ」

長男 「あ~リーダーみたいなのか。それは面倒や~俺わかるわ~。俺もめっちゃめんどくさくて嫌やもん。」

母  「そうそう、やったら出来るんだろうけど、やっぱり大変だな、面倒だなってみんな思うんだよね~。」

長男 「お母さんってさ、もし当たってたら、ほら○○の母さん(お友達ママ)とかとひゃ~どうしよ~当たったわ~ひゃ~とか言うんだろ?俺大体お母さん達の言う事わかるし

母  「あ~そんなに言うかな~?嫌やわあ、もォう~」

長男 「へへへっ。(会長になった)△さんのママもそう言ってた?」

母  「いいや~△さんのママは落ち着いてたな~。」

長男 「そうか~。すごいな~。お母さんも頑張って手伝ってあげんといかんね。」

母 「そうなんよ~できることはしてあげようと思うわ。」

長男 「それがええよ。頑張ってな。」

うーん、何だか私が子どもみたいです。負うた子に教えられ~って感じですね。

息子達はそれぞれ、学校でいろんな係りや委員をして、自分が嫌だと思う役でもやる経験をしているのでしょうね。そして嫌だと思う役を引き受ける人がいることもわかっているようです。

大人なのに(大人だから?)どんな役決めでも毎回重い雰囲気で、誰かやってくれないかな~状態になります。なかなか自分からやりますと手をあげられないーそういうきれいとは言いがたい現実も子ども達はよく知ってるようです。

自分のできることをできる範囲で頑張る・・・面倒、面倒といいながらも子どもの社会で息子達も頑張っているのかなと思いいたり、またこちらの気持ちもわかった上で頑張れと言ってくれたことにちょっと感激したりして・・・・。

かわいい子ども達のために快く頑張ってみようという気持ちにさせてもらえました。

にしても・・・親の事よくみてるなあ。あれこれ言うことより、親の態度が一番子どものためになり、また逆もありってことか。

やっぱり自分に恥じないよう、真っ直ぐに生きることが大事だな。

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息子」カテゴリの記事

コメント

副地区長さん、頑張ってくださいね~
確かに本音は、会長に当たらなくて良かったですよね。
でも、息子さんの 「え~お母さん、当たらなくてよかった~とかって喜んだらいけんのよ~」
これが正しいですよね。
親は自分のことを棚に上げて子どもに「もっと積極的に」とか言いますが、大人がまず見本を見せなければいけませんよね。
子どもの為に頑張る、それが如いては自分の為にもなりますね。


投稿: ayami | 2009年1月26日 (月) 09時58分

はじめまして。
ノエルさんやふーみんさんのブログでコメントを拝見させていただき、こちらのブログもよくのぞかせてもらっていました。まるで小説を読んでいるようなステキな文章ですね。
お休みされていたブログの再開こっそり喜んでいます。
うちの中2の息子は不登校からFHEで支援を受けて学校へもどりました。メリーベルさんは藤本先生が助っ人にこられたようですね。我が家は、その反対バージョンなんです。エンカレッジのU先生が藤本先生の上司という立場で息子に喝を入れて下さいました。
あの優しそうなU先生の怒鳴り声は忘れられません。継続登校が安定せず、なかなかU先生にお礼をいうことができないのが心残りです。
不登校を乗り越えられたメリーベルさんのブログ、参考になります。どうぞよろしくお願いします。

投稿: ちゃろ | 2009年1月26日 (月) 22時50分

ayamiさん

親になると子どもの事で外で何かとやらなきゃいけない
ことがありますね。でも年々面倒になってきました。
よく言えば肩の力がぬけたのかもしれませんが。

まあ、お母さんはお菓子作っちゃあ自分でしっかり
食べて、メタボへの道をまい進してるだけじゃないんだというところは、見せておきたいなと。
頑張ります。

ちゃろさん

ありがとうございます~私もときどきみせて頂いてます。中学生にもなれば年齢相応に難しいことがあるんだなと拝見していました。ちゃろさん、とても頑張っておられて・・継続登校の大変さは、少しだけですけどわかる気がしますので。

そうですかー。U先生が厳しい先生役だったのですね。先生ご自身はやっぱり子ども大好きな優しいお兄さん役が本当はしっくりくるんじゃないかなと私も思います。でも私も一度怒られましたが、普段優しい分とても怖かった覚えがあります。もう怒られたくないな~。

息子とF先生は登校刺激の日が初対面でした。その後、登校してから一度サボり虫がでて休んだときに、またF先生登場となり。。「あの怖い先生が急に入って来て~あまりの恐怖でタンスの影に隠れたら、さらにひどいことになった。恐ろしかったー。あれはもう絶対いやだー。」といまだ言っています(笑)。小2でしたから、とても身に染みたんだと思います。

お子さんによっても、またその年齢によって対応もさまざまで、子どもの反応もさまざますね。どのお子さんにも根気良く対峙される先生方には頭が下がります。

ブログを通じてお話できるのは私にもとても勉強になります。こちらこそよろしくお願いします。
リンク張らせて頂いていいですか?

投稿: メリーベル | 2009年1月27日 (火) 08時54分

お子さんが小さいうちの不登校は又違った苦労があるようですね。うちは中学生ですので、復学と勉強が同義語になっているため、まだまだ山はありそうです。
リンクありがとうございます。こちらからもリンクさせていただきますね。

投稿: ちゃろ | 2009年1月27日 (火) 21時51分

やっぱり息子さん、可愛いな~いつも私のツボにはまってしまいます。
学校での子供の様子って、全くわかりませんが
イヤなことでも、担当になった場合はイヤだなと思いながらもこなしてるんでしょうね。
そんな小さな忍耐力から、大きな忍耐力に繋がるのでしょうから少しずつ乗り越えて行って欲しいですね。

ココのコメントを読んでいて、私も藤本先生の「今日、入ります!!」の日のことを思い出しました。
登校刺激を入れて合計3回、先生の登場がありましたね。(再登校の日は別として)
先生と打ち合わせしたりと、大変でしたがあの頃があったからこそ、今があるんですよね。

投稿: ふーみん | 2009年1月28日 (水) 10時01分

ちゃろさん
こちらこそよろしくお願いします。

ふーみんさん
かわいいのかな~このようにご機嫌なときはいいんですけどね。

最近、毎日の積み重ねが大事だなと思うことがあります。小さい忍耐力も積み重ねていけば、大きな忍耐力につながる、息子には足りないところだと思うのでたくさん経験して欲しいです。

大変な経験でしたけど、本当にあれがあったから今があるとつくづく思います。納得ですね。

投稿: メリーベル | 2009年1月29日 (木) 12時26分

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