ここが肝心だな
今日はちょっと肌寒いですが、ここら辺の小学校では卒業式です。うちの二人も在校生として今参列していると思います。
さて、今日はトーマのお話。
ト「お母さん、定額給付金でたら俺にもちょっと頂戴。」
母「は?」
ト「子どもにもでるってテレビのニュースでそう言ってた」
母「ニュースを見たんや。」
トーマにも月々500円のお小遣いを渡していますが、これまではあまり買いたい物がなく、結構ためたりすることが多かったです。でもやはりそこはそのままでは問屋がおろさず・・・最近ある漫画のカード(プレート)収集にはまっています。
一パック二百円で四枚入っていて、半年ほど前からときどき買っては楽しんでいた様子。
それが今自分の友達数人の間で大流行しているらしい~。大昔のビックリマンチョコのシール(古すぎ?)みたいなもので、遊戯王みたいに遊ぶこともできない集めるだけのものなんですけど。
最初は、早くからこつこつと買っていたトーマは友達の間ではたくさん持っているほうだったので主導権(?)を握っていたようですが、最近では友達に先を越されて分が悪いよう。
この前もお小遣いを全てつぎこんで奮発して3パック買って、珍しいカードがでてよろこび勇んで見せに出かけたら、他の子は10パックや20パックを一度に買っていてもっと珍しいものを持っていたと、意気消沈して帰ってきました。
で、ここのところ毎日のように
「プレート買って~。おごって~。お母さ~ん」
何かにつけて、この台詞で、冒頭の定額給付金のお話にまで。もちろん、私の財布から特別に何かがでることはありません。
ト「どうして○太君の家はあんなにたくさん買ってもらえるん?」
母「さあねえ。」
ト「○太のお母さんも好きで、いいのがでなかったらすぐまた買えるって」
母「へえ~」
ト「俺も○太の家に生まれたらよかった~」
母「そうなんや~」
オスカー「ほんまやしな。このけちけち母さんが定額給付金もくれんとか言うし。お父さんはゲームは三個とか言うし。俺らそれのせいで話に入れんかったりして、子どもの世界も結構大変なんで。」
母「そうなんや~。まあちょっとわかる気もするわ。お母さんもそんなことあったし。」
ト「大変と言うんだったら、ちょっとくれたらいいのに。子どもの気持ちわかってないしな。」
母「気持ちはわかってるんやけど、やっぱりそうはいかんわね~」
という調子で、「耳たこ」になるくらい何度も何度も言ってました。
昨日夜
ト「もう○太と△郎は全部そろったかもしれんって。」
オ「でもさあ、カードって大量に買ってみたい気もするけど、なんかちょっとそれもつまらんことない?ちょっとしか買えんから楽しいような気もするけどな」
ト「うーん、俺もそう思うこともあるんよ~。袋を開けるときに何が出るかなっていうのがドキドキして一番楽しみなんよ。」
母「少ししか買えなくても楽しみはあるんだね」
ト「うん。少ししか買えんから、楽しいのかもな~。でもやっぱりいいのをたくさん持っているのはうらやましい~」
母「そうだね。悩ましいところやね」
ト「あー俺、動物に生まれたらよかった~」
オ「は?なんで?」
ト「だって、プレート欲しいとか悩まなくてすむから」
オ「あはははははっ、トーマらしい。」
母「なるほどね~」
大いに悩んでください、トーマ君。申し訳ないけど、最近昔のノート読んでる母としては、絶対この砦は死守したいと思っているのでね。
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