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ルール決めたい

今日は次男トーマメインのお話です。家族で夕食の時間の会話。

オ 「トーマってさあ、K介から『新しいゲームなのにそんな短期間でクリアーしそうになるなんてゲーマーちゃうんか!』とか言われてるんよ」

母 「えーそうなん?トーマってゲーマーやったん?」

ト 「いやゲーマーというほど上手くはないけど・・・へへへ」

オ 「やりすぎなんよ。K介に言われるなんて・・・こいつ相当やぞ~

K介君はゲームソフトを豊富に持っているオスカーの友達です。

確かに、今月半ばに買ったDSソフト、買った日から毎日何時間もやってますね。そんなに上手くはないそうですが、日がな一日やるのでどんどん進んでいるみたいです。

オ 「前に学校で生活アンケートあってさ、ゲーム時間は何時間ですかって。選ぶ項目が30分、1時間、2時間以上、その後は?とみたら、もう選択肢が無かったんよ~!?。しょうがないから2時間以上にしたけどさー。それやと俺ら、誤差ありすぎやしなー」

母 「アンケートって2時間までしかないのかー。うちは『以上』の部分の方が長いしね」

ト 「それはあ、普通はよその家では30分とか2時間とかって決まってるんよ。うちはそれがないから、何かだらだらとやってしまって、やめられないんよなー。ルールを決めてくれんからいかんのよぉ~

母 「えっそうなん?お母さん達のせいやったん?」

ト 「いや、まあそう言う事ではないけど、ルールってなってたらやりやすいかなーと思って」

母 「ふーん、そう。ルールあったほうがいいんかな?」

ト 「うん、俺はそんな気がする」

母 「じゃあ作ってみる?お父さん、どう?」

父 「いいと思うけど、お前ら作る限りはちゃんと守れよ。」

ト 「うーん、作るのはいいけど、どれくらいにしたら良いかがわからん。」

母 「今何時間くらいやってるん?」

オ 「朝起きて30分はするやろ。帰って外に出るまで1~2時間?ご飯食べてまた1~2時間?最低三時間で、多かったら普通の日でも4~5時間はやってるやろ?俺は最近はそんなにはやってないけどな。トーマはやってるやろ?」

ト 「うん、そうかなあ」

母 「ふーん、結構やってるね。で、どうする?」

オ 「3時間半にしとけ」

母 「半って何なん(笑)」

ト 「うーん。やりたくなったりするかなあ。うーん。でもやっぱり2時間がいいんかなあ」

母 「そうだねえ。アンケートの項目から言えば、大体よその家では長くても2時間くらいなのかな。だったらそれがいいかもしれないけど」

ト 「でも急には無理かも知れん。」

母 「そうかも。だったらおにいちゃんの言うのを参考にして、でもまあ『半』はとって3時間というのは?」

ト 「うん、やってみる。それでも長いかも知れないな。ほんとは2時間がいいんよなー」

母 「しばらくやって次の目標にしてみるのはどうやろ?」

ト 「うん、わかった。やってみる」

オ 「俺は、関係ないから。俺は近頃はそんなにやってないし、自分でちゃんと考えてできるから」

母 「そう

ということで、トーマ限定のゲームの時間のルールができました。守るのはなかなか難しい気もしますが、はてさてどうなることでしょうか?

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コメント

息子さん、自分からルールを決めたいと言ってきたのですね。
息子さんの気持ち、私は何だかとてもわかるような気がします。
私は、ルールによって人は自由になれると思っています。
例えば授業中、手をあげて指された人が発言して良いというルールがあるからこそ、その人は、自由に自分の考えを発表することが出来る。
そういうルールがなければ、みんな好き勝手に言いたいことを言っているだけで、自分の考えを聞いてもらえない、あるいは、発言出来ない、ケンカになる等、結局は自由を奪われる結果になると・・
ルールを決めずに好き放題ゲームが出来れば、一見、自由のように見えますが、それは常に、自制心を要求されますよね。
学校もあるし、習い事もある、お風呂にも入らないといけないし、結局は実際、好きなだけゲームをやっている訳にはいかないのですから・・
常に自制する心ややるべきこともしないでゲームにはまっている自分に対する罪悪感を感じていなければなりませんからね。
でも、ある程度のルール(例えば2時間までとか)があることによって、その時間を自由に楽しむことが出来るんですよね。
学童でも、子どもはルールを決めると安心します。ルールがないと、不安なんですよね。
口では「ルールなんて!」と言っている子も、新しいルールが決まるとイキイキします。
ルール=自由、そう思います。

投稿: メロディ | 2009年5月 7日 (木) 10時57分

メロディさん

なるほど~ルール=自由、そういうものなのか~そこまで深く考えていませんでした。確かにトーマの方はどちらかというと決まった事をきまったとおりにしたいタイプではあると思っていましたが、ゲームは魅力的で自分ではなかなか終われないからお母さんも手伝ってという程度にしか思ってませんでした。
たしかに私も日々自分を律するために闘ってますね。今日は掃除はここまででいいや~とか、料理は一品少なくていいか~とか、もうちょっとだけ寝ていようとか・・・自分のルールを作っても誰もチェックしてくれないので日に日に緩んでしまいます(笑)。ルールがあったほうが楽かもしれないと思うこともしばしばですね。
彼のルールはゆる目に設定されたので比較的守りやすいみたいです。たぶんメロディさんの見ておられる学童のお子さん達と同じで、トーマもルールを守るぞとちょっとはりきっている感じがかわいいかもと思って見ています。


投稿: メリーベル | 2009年5月 7日 (木) 16時38分

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