水泳記録会練習
昨日くらいから昼間、家にいても暑くなってきましたー。動くと大量の汗(^^ゞで参っちゃいます~
学校では水泳の授業が始まってます。こちらでは梅雨入りはしたものの、毎日絶好のプール日よりが続いています。去年も書いたかもしれませんが、ここらへんでは7月の終わりに市の水泳記録会があるので、各学校とも希望者にむけて放課後にも特別水泳練習(特水)というのがあります。
四年生から参加できるのですが、オスカーは五年になって重い腰をあげました。そして今年は、いよいよトーマが四年生になり、「俺もやってみたい」といっていた念願がかなうことになりました。
トーマはオスカーとは違って運動はあまり得意ではありません。本人も何をやっても兄のようにはいかないことを何かにつけ思い知らされてきた様子。だけど去年からこの特水にむけてスイミングに行き始めました。一年やればもしかして平泳ぎくらいまで泳げているだろうという彼の楽観的予測はあえなく裏切られ、まだクロールを何とか泳げるかどうかというところです。(スイミングって泳ぎをゆっくり丁寧にきざんで教えてくれるところのようですね)
特水初日が終わって帰ってきて~
ト「お母さん、おれーなんか特水、続けられるかどうか自信ないんよなー」
母「そうなん?」
ト「はい、バタ足で50メートル、次はクロールで100mとかって次々あって、疲れるんよ。今日なんかはオスカーが後ろからおいついてきて抜かされてさあ。途中あがって見とったんよ。」
母「そうやったん。しんどかったんや」
ト「しんどいというか・・・俺クロールしかできないし、平泳ぎって言われたらどうしていいか」
母「ふーん、平泳ぎもせなあかんのやー。」
ト「スイミングはなかなかそこまでいかんし、あー俺どうしたらいいんかなあ」
母「うーん、絶対泳がないといけないの?」
ト「絶対ってことはないけど、できんかったら犬かきでもいいみたいだけど、余計進まんし」
母「進まんかったらどうなるん?」
ト「どうってどうもならんけど・・・格好悪いというか、恥ずいんよー。みんなみてるから、あーあいつ遅いわーって感じになるやんか」
母「そっかー、ちょっと格好悪い気がするんやね。気持ちはわかる」
ト「俺、どうすればいいん?」
母「そうやねえ、どうするかなあ」
ト「どうするかじゃなくってさあ、考えてー」
母「うーん、難しいなあ。トーマはどうしたいんよ?」
ト「やめることはできないやろ。プールから上がっていると恥ずかしいし、泳いでもかっこ悪い。あーだからどうにもできないから、悩んでるんよー」
母「そっかー・・・」
悩んでいるトーマには申し訳なかったですが、ちょっと一安心。しんどいからもうだめだ、辞めたいってことではなく、みんなについていきたい気持ちがあるからこその悩みだとわかったので。
トーマは体も細く、オスカーとは違って何でもすぐにできるということはありません。でも親バカ?かもしれないけれど、トーマはやりたいことをこつこつやる持続力だけはオスカーなんかの比じゃないと思っています。
始まってから一週間ほどたちましたが、ここまで休むことなく続いています。毎日、俺今日もみんなより遅かったなどとこぼしていますが、発言は結構前向きです。
「今日は俺、一回もプールからあがらんかった。全部何とかやったんよ」
「今日はタイムをとった。弘明(同級生)に負けたけど、50m泳いだ」
「今日は平泳ぎもタイムを測った。まあできんけど何とかやった」
一つ一つできたことを報告してくれる顔はちょっと誇らしげです。
とちらは、へえ、よくやったね。50mも泳げるようになったんや。平泳ぎもできんけどやったんやね・・・と相槌をうちながら嬉しい気持ちで話を聞く毎日です。
一ヶ月後にはどれくらい泳げるようになってるかなー夏休みに泳ぎに行くのが楽しみになりました。
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