六年生を送る会
カレンダーで登校する日を数えてみると、残すところあと四日。オスカーの右手の骨折もようやく完治。今日からは思う存分体を動かせるのが嬉しいようです。折りしも今日はスポーツ三昧のお楽しみ会だとかで、意気揚々と出かけていきました。
さて、タイトルの六年生を送る会ですが、先週の金曜日でした。普段出不精の私ですが、ちゃんと見に行ったんですよぉ。
一年生と手をつないで入場~。
ひな壇の上に友達と並んで座るオスカー。随分大きくなったわねー。あれれ、もう涙がでてくるー。ちょっと早いわねー。ぐっすん。
一年生から五年生までが学年ごとに出し物をしてくれました。
一年生、二年生はかわいい合唱&合奏。呼びかけでは六年生にたくさんお礼を言ってくれました。
三年生はオスカーたちが三年のときに音楽会で歌った歌を合唱してくれました。
四年生は六年生との対決シリーズ。縄飛びや、腕相撲、クイズなどで競い合いました。
五年生は六年生のこれまでの思い出を寸劇で披露してくれました。
どの学年も良く練れていて、懐かしい思いであり、思わず笑ってしまう場面ありで、とても面白かったです。
そして全員で室内ゲームを楽しんだ後・・・・いよいよ六年生の出番です。
「・・・・これまで僕達を支えて下さったみなさんに感謝をこめて歌います。『YELL』、聞いてください。」
六年生の呼びかけの最後をしめくくり、オスカーの声が体育館に響きました。
あ~ここでたまらず、落涙~
もう今のオスカーにあの小さかった頃の面影はありません。
でもそこで目を閉じて浮かんでくるのは、泣いて暴れていたオスカー、覇気のない顔でゲームに没頭するオスカー、転校初日に青い顔して今にも倒れそうだったオスカー・・・・
そしてお世話になった先生方や大学生のお兄さんの顔がつぎつぎ浮かんで~最後の最後、空港行きの船乗り場で先生とお別れするときに先生の胸を借りて泣いたっけなあなんて・・・流れる歌声をバックにしていろんなことが次々と思い出され~。
あーとうとう「その日」が近づいてきたんだなあ。あれからオスカーも私もどれだけ成長できたでしょうか。
毎日毎日前を向いて進んでいるオスカーにとってはほんの一区切りなのでしょうけれど、その日だけはこれまでのことをじっくりかみしめてみよう・・・そう思っています。
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コメント
オスカー君、骨折完治したんですね。よかったですね
「六年生を送る会」は本当に感動ものですよね。それに、合唱の前のオスカー君の一言。それはメリーベルさんへの最高のプレゼントですね。どんなにメリーベルさんが嬉しかったことか想像できます。うちの息子は絶対、絶対、そういうことは無理なこともあり、この先、そんな場面はないとは思うのですが、もしそんな姿を見たとしたら、どんなにか嬉しいだろうと・・・メリーベルさんの気持ちを自分のこととして感じてしまいました。
それと船乗り場のシーン・・・ドラマのようです。とくに船乗り場というところがそして先生の胸をかりて・・・そのシーンを想像するだけで、涙・・・です。それまでの感謝の気持ち、お別れする寂しさ・・・いろんな思いが込み上げてきたのですね。
いろんなことが思い出される卒業ですね。
うちの息子は明日です
投稿: ティカ | 2010年3月17日 (水) 17時17分
ティカさん
息子さん、昨日が卒業式だったんですね。きっときっと心に残るよい式になったことと思います。(後ほどブログで読ませていただきますね。)
私の場合は子どもの不登校のあれこれからもうだいぶ時間がたっていることもあって、普段は感傷的になる事は少なくなってはいるのですが・・・やっぱり忘れてはいないんだなと思いました。それに歌はやっぱりダメです~。
息子が学校という場でひとつひとつ階段をのぼって今ここにいるということを改めて実感できた会でした。
先生とのお別れのときは・・・うーん、主演女優が私なので全く美しくはなかったんですけど、私の中ではきっちり美化されて残っています(笑)。船というかホーバークラフトというちょっと変わった乗り物のさして風情もない乗り場でのお別れでしたけど。
投稿: メリーベル | 2010年3月19日 (金) 09時02分