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夏のキャンプ~カヌー体験~

毎年、夏に一度だけですが、家族でキャンプにでかけます。うちではそれが唯一の家族旅行です。主人の意向もあり、こっちに来てからはいつも同じ近場でだったのですが、今年は私が奮起して主人を乗せて口説き落とし?、計画を練り、お盆休みに二泊三日で高知の四万十川へ行って来ました。P10103801

せっかく四国にいるんだから一回は見ておきたいという私の願望が叶いました。四万十川にはダムがなく、手付かずの自然が残り、最後の清流と言われています。

川幅も広く、山々の間を悠々と流れる姿はやはり圧巻でした。行ったのは結構上流の方でしたが、これが太平洋につながってるんだなーと考えるとすごい。家族ともども瀬戸内育ちなので。

一日目は川沿いの芝生広場にテントを張った後、川遊びなどしながらのんびりすごしました。川の水は冷たすぎず、ちょうといい温度。ただ、川の石はすべて苔で覆われていて、見た目以上によくすべりました
(写真左:左下がMyテント)  (写真右:オスカー、トーマ&主人)
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2日目は四万十に来たならこれでしょというカヌー体験に繰り出しました。

いやー参りました

オスカーはの宿泊学習でカヤックを経験しているので、もう初心者講習は要らないくらいだし、主人は普通に運動神経があるので大丈夫、トーマは体験できる最小年齢だったのでちょっと心配だったけど・・・なんのことはない~めっちゃ楽しそう~

結局は一番ダメだったのが私なのでした。

まず、パドルが意外と重い。交互にまわすんだけど、えー力が要るじゃんかー。それにどっちに漕げばどっちに進む、方向変えるときはどうこうとコーチが説明してくれてるけど、うーんすぐには対応できそうもない・・・。

午前中は近場で練習ということで、上流に向かってこぎながら、パドルの扱いに慣れるということだったけど、湖のようにみえても実は流れがあるのでこれがなかなか重労働。もう腕がとれるかというような、だるだる状態で午前中を終えました。

午後からは8kmを下るというツーリング。家族だけでなく他のグループも一緒だし、不安は募る~募る~

オ 「説明とかパドルの持ち方とかしてるときはもういいしよ~と思ったけど、漕ぐ時間がまあまああったからよかったわ。でも昼から、ツーリングってめんどくさくね?俺はもういいしよー」

母 「えーそう言わないでさあ、一緒に行ってよ~お母さんはめっちゃ不安~」

オ 「でも一人乗りやから、一緒に行っても助けられんし

母 「冷たー。そう言わんと、ひっくり返ったら助けてよ~」

オ 「コーチが救出してくれるって

完全に楽しんでるよ、しかも上から目線、こいつ~


昼ごはんを食べて再度集合したら、しごくあっさりとツーリングが始まりました。

まあ下るのでそんなに漕がなくていいのですが、いきなりちょっとした瀬(川幅が狭くなり、岩があって波立ち、流れが早くなっている)があり、コーチの指示は「流れにまっすぐ入って、向きを保ちながら、できればしっかり漕いでください。じゃあ行ってくださーい」って・・おいおい・・・わあーきゃー、既に横になってるんですけど~ひぇー・・・・

瀬をぬける間に私のカヌーは1回転してました

何とか転覆なしにすぎましたが、トーマは途中でひっくり返ってコーチに救助されてました。
オスカーは余裕綽々で横をとおりすぎ、パドルを器用に操って寄り道したり、好きなようにやってます。主人はどこにいるんだか~そんなところまで見る余裕はなかったということで・・・。Cane08

その後はしばらくゆるい流れがつづき、カヌーは一列になって悠々と下っていきます。前を見れば雄大な山と川の景色が広がり、水面に近い姿勢でいるせいか、になったような気分。川辺からみるのとは景色が全く違って見えるのが不思議でした。(写真右→は残念ながらパンフレットのもの。濡れるのでカメラは持っていけませんでした。)

下りながらもだんだん重くなる腕~左右のごくバランスが悪いと前に進まず、カヌーは回転してしまいます。左・右と蛇行しながら(そのせいで他の人の1.5倍は漕いでたと思う)、「あー誰か私のカヌーを引っ張って~腕がだるい~と泣きそうになっていたら

オ 「お母さん、何をくるくる廻ってるん。ほら前をみてごらん、この素晴らしい自然に感謝しないといけないよ。ほらーこの風も。自然最高~気持ちいいなあ~。」

母 「くー・・・・(悔しい)」

いかにもの、したり顔。今回ばかりはいわれっぱなしです・・・。

そして半分の4キロ地点で休憩。川で浮かんだりして遊んで、川の水の気持ちよさを満喫

そこからまた下っていき、いよいよ最後の瀬ではもう腕が効かず、二回転して岩に乗り上げ、45度まで傾き、もう少しで転覆~のピンチで、後ろから来た人が私の艇にぶつかってかろうじて体制を建て直すことができました。ほっとしていたら、後ろでその人がひっくり返ってました。ごめんなさい~

そして夕方ゴールに無事に到着。着いたところには沈下橋という四万十川独特の橋がかかっていて、地元の子どもがそこから飛び込んで遊んでいました。

カヌーを川岸にひきあげ、お迎えのバスで出発地点に帰ります。

普段運動不足の私にはちょっときつかったけど、主人も子供達も「楽しかったねー」と話が弾んでとってもいい顔。それをみて、もう大、大、大満足の私。家ではオスカーと主人はあまり気乗りしてないようだったので心配だったんですけど、思い切って計画してよかったよー

お天気にも恵まれた三日間
帰りに事故渋滞にまきこまれるというおまけつきだったけど、それも含めてとてもよい思い出になりました。

最後に・・・昔、ピーウィー・ハーマンがCMで歌ってたアメリカ童謡の替え歌、それをまた替え歌にするのがどうも学校で流行ってるらしい~

   「カ」で始まるイヤな事、イヤイヤよ~

     カヌーでくるくる廻る母、イヤイヤよ~

                        オスカー

渋滞の車内で事あるごとに合唱・・・悔しいけどこれ結構、上手いわね・・・。

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コメント

楽しそうですね~
四万十川は写真で見るたびに、いいところだな~いつかは行きたいな~と思ってしまいます。
カヌー体験ができるのですね。こういうのって男の子にはかないませんよね。上から目線も仕方がないですね。我が家のスキーがそうですよ~
替え歌も、内容は恥ずかして言えませんが、息子が幼稚園時代の時の、私の失敗をいまだに、替え歌にしてニヤッと私を見ながら歌ってくれます早く、脳から忘れ去ってくれ~って思っています。

3日間天気にも恵まれ、楽しい夏の思い出になりましたね。

投稿: ティカ | 2010年8月26日 (木) 14時36分

ティカさん

今年の夏は暑すぎましたけど、お天気の心配をあまりしないですんだことだけはよかったです。

確かにもう運動系のことは子供達にはかないませんね。下の子ですら、運動量が全然違うので。
私は運動は得意ではないのですが、キャンプなど自然のあるところに行く事は大好きなので子どもが一緒にいってくれる間は誘いたいと思っています。ただ、自分で計画しないと誰も動かないので~ふぅ~

スキーもいいですね。私はやっぱり下手なんですけどスキー場に行くのは好きで、楽しいですよね。息子さんもだけど、きっとティカさんも上手なんでしょうね~。

旅行という面ではもっと豪華な旅行をしているご家族もあるとは思いますが、私にとっては息子のわがままがなくなって、ちょっとしたことでも楽しい気分になれ、それを共有できるようになったことがとても嬉しかったです。

替え歌とともに思い出をしまっておこうと思います。
(替え歌に歌ってもらえるうちがいいのだということにしておきましょうね)

投稿: メリーベル | 2010年8月30日 (月) 14時31分

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