宿題をかわりにやる?
秋の気配を感じるようになり、暑さに参りつつあった私の動きも軽やかになってきました~。体育大会も無事終わり、子供達は通常授業の毎日にちょっと辟易しながらの学校生活です。
その感動の体育大会のことを書きたいとは思うのですが、その前に思い出したことが・・・。
夏休み終了一週間前
トーマ 「お母さん、困ったことが~感想文まだかけてないんよ~どうしよう?」
メリーベル「そうなん?でもまだ日にちあるやんか」
ト 「いやー感想文は明日の登校日に提出なんよ~」
メ 「えー、そうやったん。もう九時やん~ちょっとやばいんちゃう?」
ト 「そうなんよ~もう俺めっちゃ焦ってるんよな。で、相談なんやけど何の本で書けばいいと思う?」
メ 「え??もしかして本読んでないどころか、選んでもないとか?」
ト 「そうや~」
メ 「えー、あかんや~ん、それはちょっととちゃうわ~大ピンチやわ」
ト 「そう!そうなんよ!だから、本を何にするかって聞いてるんだろ」
メ 「は?えらい上からやけど。そんなん、お母さん知らんで~」
ト 「冷た!冷たい~ケチ、ケチ、ケチくそだるばばあ!」(「だる」=お腹についた脂肪がたるんでるという意味らしい)
メ 「今なんておっしゃった??自分のこと棚にあげまくって、ようそんだけ言うわなあ。まあ、お母さんは全然気にせえへんけどね」
ト 「あーケチすぎや!なんでこんな家に生まれたんやろー俺」
オスカー 「(急に乱入)そうやそうや、知らんとかわからんとかばっかり言うしな。うちだけや、こんな何もしてくれへんのは、なートーマ。他の家はちゃあんとお母さんが手伝ってくれるんやし。去年、○○先輩だって感想文は親が書いたって言うとったし。」
メ 「えー?うっそお?」
ト 「そうよ。俺の友達だって、▽▽は絵2枚とも親に描いてもらったって自慢しとったし」
メ 「ふーん、そうかあ。でもまあ、あんたらはこのに生まれてしもたんやから、しょうがない。うちは全部自分でやるしかない家やねん。」
オ 「お母さんは自分でやってー自分で考えてーばっかやもんなー。それがいいって子育てとかの本に書いてたのを信じてるんやろ?」
メ 「・・・・」(うっ・・・読まれてるわ・・・)
結局トーマは去年(小6)と同じ本をまた読んで書いてました。間に合ったらしいです。
トーマは決まったことはこつこつできるけれど、創造力のいる課題が苦手なようです。調べものなど、よく何すればいい?って、最初っから聞いてくることがあります。頭真っ白で何も思い浮かばないって。
今はインターネットがあるし、やっつけ仕事は昔よりもずっと楽にできるはずなんだけど~六年生のときは修学旅行の下調べの宿題にの前で長時間
座ってたことも。
うーん、先生の指示通りでないと嫌(絶対に注意されたくない)だそうで、先生の指示があいまいで自分がよく理解できなかったときによく固まってるような気がします。小学校の間はまったりしていて私といる時間が長かったので、私の提案や指示が多かったのかもと気になってます。最近は中学での生活やご指導で少しずつ変わってきてるかなとは思いますが、どうでしょう。
それと・・・他のご家庭ではお母さんが代わりに宿題をすることあるんだということにちょっと驚きました。その後仕事場でもすでに立派な社会人・大学生のお子さんがいる人から、「あまりにも宿題が多いので、中高で読書感想文は私が書いてやったこともあるわ」とか、お友達のお母さんにはポスターのデザインを一緒に考えたとかいう人も・・・結構いました。
私は干渉を避けたいがゆえに、ここ数年はちょっと極端なくらい手をだしてません。そのせいか、参観すらも関心がなくなってしまうほどになりました。子供は家で飽きるほどみてるからいいやって思うだけなんですけど。
みんな子供の自立を目指しているのは同じ、細かいところでの親子の関わり方は家庭それぞれってことでしょうね。
でも干渉どうこうってよりも、読書感想文なんか、私も大嫌いでやっと逃れられたのに今になって子供の宿題でやるなんて信じられなーいというのが、何よりも正直な気持ちです。
お母さんたち、みんなすごいんだな。
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