高校生活
オスカーの高校生活も早二か月がすぎました。
時のたつのは本当に早くて、怖いくらいです。
高校生活は知っている子と偶然同じクラスになったこともあり、その点ではすんなりスタートしたようです。ただし、その中身は・・・バカやってばっかりで楽しかった中学生活とはうってかわって、大学受験を目指しての志の高い同級生に囲まれて、先生からも勉強勉強と言われ、少々うんざりした気分も味わっているよう。
まあそれは入る前からある程度はわかっていたこと。そんなもんだと彼なりに折り合いをつけ、順応していってはいるようです。
毎日のようにいろんな小テストがあるらしいのですが、一度白紙で出したら、担任の呼び出しをくらい、先生にも生徒にも貴重な昼休みに有難いお話を聞く羽目になったそうで。
「いやーまいったわーちょっとだるくて書くのが面倒になったから白紙で出しただけなのに、どうしたんだとかいやに心配されて、こんなふうに勉強していこうとかアドバイスされたり、昼休み中ずっと熱ーく語られたんよー。」
「えーっ。また白紙ってちょっと面倒なことしたもんだねー。学校の先生やったらそういうのって何かあったかって心配するもんじゃない?。何も理由ないんなら心配かけないようにしたほうがいいよ。」
「何もないに決まってるし~。マジめんどかっただけやし。でもまあ○○先生はいい先生やわ」
「そうやね。いい先生やと思うよ。忙しいのに一人のために時間さいてくれて。有難いことやわ」
「ほんま、ほんま」
うーっ、なんか軽いし・・・わかってるんかなー。
こんな調子で勉強はちゃんとやっているのかどうかも分からず、部活も一応入っているけれど、よく休みだし、練習してるのかどうかすら・・・。
何よりもスマホ!これはホントにいかーん!。寝る時も食事時も片時も離さずにラインだよ、全く。(食事時はさすがにお父さんに怒られてました)
みんなそんなに暇なんかー!っと言いたくなるくらいチロリン、ピロリン鳴ってるけど、言ったところでどうにもならないので黙ってみてます。
ひと月ほど前、オスカーがしみじみ「高校生って(勉強)大変だけど、自由やわー。この自由は手放せんなあ」って言ってたなあ。
こっちは「高校生って何してるかもうわからんわー」って言いたいよ。
まあでもそれが健全な高校生なのかもしれません。
学校は遅刻なし・欠席なし。行かせてくれと言ってきたので通わせている塾も皆勤。
夜まで遊びに出ていることもあるけれど、一応いまのところは、おおよその門限は守っていて、何かあればラインで連絡をくれます。
日常生活上あまりにもひどい?と思ってみかねて言う苦言も一応神妙に聞いている。
総じてみれば、まあよしということなのかな。
先輩たちの話を聞くとこれからはもっと勉強・勉強って追い立てられるみたいだけど、成績どんどん下がっても(もう下がってる?)くさらずに、彼なりの学校生活を送ってくれたらと願っています。
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コメント
初めまして。
と思うほどそっくりでびっくりしました。メリーベルさんの後にいろんな方のブログを拝見しましたが、子どもの性格が一番似ていると感じました。
と思っています
去年、小学2年の娘がGW明けから体調不良を訴えて、ぽつぽつと学校を休むようになりました。
このままでは不登校になってしまう・・・という不安からネットを見ていてこちらにたどりつきました。
同じ小学2年生のお子さん、そして不登校から復学されているということで、引き込まれるように今までのブログをずっと読ませていただきました。息子さんとは性別は違うのですが、2つ下に弟がいることや書かれているエピソードがうちのこと
そして、その息子さんが今はもう高校生
メリーベルさんが長きにわたってブログを書いて下さったことが、本当にとても励みになります。
そして普段の会話をとても細かく書いて下さったのがとても分かりやすく、ありがたかったです。
私はこちらのブログからペアレンツキャンプを知り、支援を受けました。
とても荒れていた娘は今3年生で元気に学校に行っています。まだまだもろいところもありますが、親がしっかりすれば大丈夫!ということが分かりました。
また、たまにメリーベルさんのご家庭の様子を書いていただけたら
投稿: めい | 2013年6月13日 (木) 10時40分
めいさん
初めまして。温かいコメント有難うございます。
私のやる気に波があり、ネットから離れてしまうことが多いにも関わらず、こうして言葉を寄せていただけるのはとてもうれしいです。
息子と同じようだったとお聞きして、大変だったろうなあと思いました。今の息子はどちらかといえば争いを好まない穏やかなタイプで、家で声を荒げることもなくなりました。
これが本来の彼だったとすると・・・あれは私が作ってしまった姿だったんだと申し訳ない気持ちになります。
めいさんはペアレンツキャンプにご相談されたのですね。
水野先生には直接お世話になったわけではないですが、専門的な手腕がすごいのはもちろんのこと、生きる力にあふれた魅力的なお人柄であることはブログや講演会で感じています。素晴らしい先生に出会われたことと、めいさんが並々ならぬ努力をされたこととが今の娘さんの姿につながったのですね。本当によかったです。
小学校3年生というと・・オスカーはちょうど今の場所に引っ越してきたころでした。今思うとまだまだ不確定要素があって、はらはらさせられました。まだまだ我儘だったし。
なので娘さんにもまだもろいところがあるという感じはよくわかります。でも以前とは違って親御さんがある程度自信をもって対応できることは何よりですね。
小学生の間は時間と余裕があります。いろいろあっても中高ではきっとそのすべてが役に立っているわと感じられるので、どうそ楽しみにしていてください。
継続登校、頑張ってくださいね。
ありがとうございました。
投稿: メリーベル | 2013年6月14日 (金) 10時00分