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2017年~この4年間であったこと②

三週間ほど待って、オスカーの考えを聞く日が来ました。
学校に戻るのか、そうでない道を選ぶのか、本人の意思を確認することが目的です。

子供が自分で考えて選びとることが大事なことだと今まで学んできたわけですから、わかってはいましたが、正直な気持ちは「今の学校を卒業してほしい」。

父親と私とオスカー三人で食卓を囲んで、父親が話をきりだしましたが、彼は難しい顔をしてだんまりをきめこんでいました。二、三時間くらい重苦しい時間が流れた後、ようやく絞り出すように「学校に行く」と言いました。表情は決して晴れやかなものではなく、苦痛でしかないといったように受け取れるものでした。

話はそこで終わりました。いつから行くのかはっきりしないまま、すぐ二学期の中間試験が始まりました。しかし登校はせず、試験は受けられませんでした。いきなりの試験はやはりハードルが高すぎたのかもしれません。

結局どうなったか…幸いなことにそのあとの修学旅行を足ががりとして再登校がかなうことになったのです。

この間、担任の先生や友達が家に来てくれました。
担任の先生はフットワークが軽く、このような状況に理解のある方で、こちらがお願いする家庭訪問や電話での声かけにもこころよく応じて下さいました。
こちらから頼む前に、先生のご判断で、修学旅行の準備の話のためにタイムリーに訪問して下さったりして、とても有り難たかったです。

放課後には友達もたくさん訪ねてくれ、オスカーが玄関先で話をしていたようです。

課題が多く、勉強には厳しい学校ですが、友達や先生などの環境には問題は見当たらないのです。
それは前回の不登校の小学校のときと同じ。厳しかろうが何だろうが、他の生徒はみな毎日通っているのです。不登校はオスカー自身の問題なのです。

この一月ほど構わないままだった身なりも整え、友達に付き合ってもらって何とか修学旅行の買い物をし、一週間の旅に出かけて行きました。

たった一月ほどのことなのに。とてもとても長く感じました。またもや部屋にこもるオスカーのあの何とも言えない表情をした顔をみることになるなんて・・・。

これがドラマなら再登校できたでいい感じで終わるのでしょうが、まあそんなわけもなく、ここからオスカーの考えが固まるまでにはまだまだ時間が必要となるのです。

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