カテゴリー「息子(高校生)」の3件の記事

もう二学期?!

タイトルのとおり、この前入学したと思ったらもう夏休みは終わり、二学期だって。

オスカーはよく遊び、ちょっと学ぶ生活。

根っこはそんなに大胆な性格ではないので、大きくはずせはしないけど、格好つけたいお年頃か、眉毛を整え、頭髪は上の方をワックスでたて、制服はちょい着崩し、見た目若干いきがった感じに仕上がってます。

常にスマホを持ち歩き、いくつかのラインのグループがあるようで、いつも話してるみたい。疲れないのかなって思いますが。ひまがあればゲーム(パズドラとか)、ネットをみてはどうでもいい情報ばっかり仕入れている。使い過ぎでスマホの表面温度が上昇し、激熱になってる・・・・いつか爆発するんじゃないかしら。

そういうことで、勉強のほうは低迷し、どうなっているんだか、もうわかりません。
進路を決める時期になって困らないければいいんだけど・・・。

オスカーの学校はとても勉強に力を入れているので、夏休みも前後に全員対象の補習授業があり、八月終わりに二学期が始業したりして、実質休みは三週間ほどしかありませんでした。

文化祭も体育祭もすでにもう終わってて・・・後の楽しみはなんだ??って感じ。

大学に行くって大変なことなんだーと。。ああ~そんな他人事のように言ってちゃいけないんだった。前に進学費用のお話もあり、現実に親も大変なんだから。

それでも、一生懸命部活にうちこんだりするような高校生とは違って、オスカーは自分の力の8割くらいをだしてほどほどに生きたいということらしい。それならそれで、自分の思う「ほどほど」をやってみたらいいかなって思います。

でもほどほどにやってて満足できるなんてこと、あまりないんじゃないかなあ~と無駄に年を重ねた私は実感してますが。

なんだか親子でめっちゃ焦ってそうな未来が想像できる。

今は、生活の細かいところで、自分の出来ることはほぼ自分でやってもらうように気をつけてるくらい。面倒くさがりなのはいつまでも治らないみたいだけど、数年後には家を出ることを考えると、彼のためになればという、小さな親ごころのつもりです。

最近では体育祭の応援団の長い鉢巻、自分で縫ってました。できあがって使ったら、縫い目が荒かったのか、合わせが悪かったのか、演技中にバラバラになったと・・・・縫い直ししてました。

家庭科の宿題をかねて、料理も何度か作ってもらいました。

私が仕事に出るときは、家事の手伝いも頼んでいます。これは弟のほうが断然役に立つんですけどね。

微々たることだけど、何かの折に役立つといいな。

どんな大人になるのか、楽しみなような怖いような。
私自身、ちょっと子供に対して手を抜きすぎているような気もするけれど、いいのかどうかわからないまま、日々は過ぎていくみたいです。

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「それは俺のわがままだから」

毎日暑いですね。外へ出ると干上がってしまいそうです。

夏休みも目前となりました。オスカーの高校生活、勉強?部活???・・・一体何に忙しいのかわかりませんが、毎日疲れるそうです。家では相変わらず、きわめて床に近いところで生活しています。

先日のお休みの日、私は夕方帰りが遅くなって、家で待っていた子供たちに外食を提案してみたら、「面倒くさいけどーまあ近くならいいけど~」って返事だったので、本屋かどこかに出かけていた主人にも連絡して帰ってきてもらうことに・・・。

「お父さんが帰るまでに出る準備しておいてよ~」

「ウイーっす」

部屋でごそごそ着替え。

「あーオレ服ないわ~」

「ごめーん、オスカーの今年の夏ものは買ってないわーもう趣味もわからんしと思って」

「うーん、なんか上にはおるものがないなー」

「近くなんやから、そのTシャツでもええやん。ジャージでも許すけど?」

「・・・いや・・・・オレやっぱ、家におってもええかな?」

「え?でもおなかすいてるんちゃうの?結構待たせたしね。」

「いやまあ、空いてるけど、まだ待てる。それにラーメンとかでいいし」

「そおう?そんなんで、ええの?」

「ええんよ。なんか誰かに会いそうで・・・」

「ああ、近くやから、学校の子が来てそうなんやね」

「うん、まあ、おらんかもしれんけど、なんか(家族で外食って)恥ずいし」

「そっかー、じゃあ私とお父さんは行かせてもらって、帰りになんか買ってくるのでいい?」

「それでええよー。」

「ごはん作るのさぼって悪いねー。」

「いやいや、れは俺のわがままやから。遠慮なく行ってきて。俺も(夏の)服買えたら一緒に行くわ(笑)」

「わかった(笑)、じゃあ行かせてもらうわねー」


ということで、主人と二人近くのお店でおいしく食べて、子供には帰りに買ったラーメンなどとありあわせのもので食べてもらいました。

母親が夕食作りをさぼったという締まらない話なんですけど、私だけは一人嬉しがってました。「それは俺のわがままやから」ってなんか大人みたいなこと言っちゃってーと。

オスカーが夕食のメニューやら外食に出かけること一つとっても、いちいちすごい我儘を言っていた日々を思い出す度に、こんな会話ができることが私の気持ちを温かいもので満たしてくれます。

同じ子が、育ち方一つで、すごい我儘にもなるし、こんな風に相手を嫌な気持ちにさせずに自分の気持ちを伝えられるようにもなれる。

すごいことだと思います。人間はどんどん変われるっていう精巧な生き物であることがとても興味深いことに感じます。

毎日の生活の中の子供達のちょっとした言動が今の私の活力になってます。もう少しの間、私を楽しませてねー。

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高校生活

オスカーの高校生活も早二か月がすぎました。
時のたつのは本当に早くて、怖いくらいです。

高校生活は知っている子と偶然同じクラスになったこともあり、その点ではすんなりスタートしたようです。ただし、その中身は・・・バカやってばっかりで楽しかった中学生活とはうってかわって、大学受験を目指しての志の高い同級生に囲まれて、先生からも勉強勉強と言われ、少々うんざりした気分も味わっているよう。

まあそれは入る前からある程度はわかっていたこと。そんなもんだと彼なりに折り合いをつけ、順応していってはいるようです。

毎日のようにいろんな小テストがあるらしいのですが、一度白紙で出したら、担任の呼び出しをくらい、先生にも生徒にも貴重な昼休みに有難いお話を聞く羽目になったそうで。

「いやーまいったわーちょっとだるくて書くのが面倒になったから白紙で出しただけなのに、どうしたんだとかいやに心配されて、こんなふうに勉強していこうとかアドバイスされたり、昼休み中ずっと熱ーく語られたんよー。」

「えーっ。また白紙ってちょっと面倒なことしたもんだねー。学校の先生やったらそういうのって何かあったかって心配するもんじゃない?。何も理由ないんなら心配かけないようにしたほうがいいよ。」

「何もないに決まってるし~。マジめんどかっただけやし。でもまあ○○先生はいい先生やわ」

「そうやね。いい先生やと思うよ。忙しいのに一人のために時間さいてくれて。有難いことやわ」

「ほんま、ほんま」


うーっ、なんか軽いし・・・わかってるんかなー。

こんな調子で勉強はちゃんとやっているのかどうかも分からず、部活も一応入っているけれど、よく休みだし、練習してるのかどうかすら・・・。

何よりもスマホ!これはホントにいかーん!。寝る時も食事時も片時も離さずにラインだよ、全く。(食事時はさすがにお父さんに怒られてました)

みんなそんなに暇なんかー!っと言いたくなるくらいチロリン、ピロリン鳴ってるけど、言ったところでどうにもならないので黙ってみてます。

ひと月ほど前、オスカーがしみじみ「高校生って(勉強)大変だけど、自由やわー。この自由は手放せんなあ」って言ってたなあ。

こっちは「高校生って何してるかもうわからんわー」って言いたいよ。

まあでもそれが健全な高校生なのかもしれません。

学校は遅刻なし・欠席なし。行かせてくれと言ってきたので通わせている塾も皆勤。
夜まで遊びに出ていることもあるけれど、一応いまのところは、おおよその門限は守っていて、何かあればラインで連絡をくれます。

日常生活上あまりにもひどい?と思ってみかねて言う苦言も一応神妙に聞いている。

総じてみれば、まあよしということなのかな。


先輩たちの話を聞くとこれからはもっと勉強・勉強って追い立てられるみたいだけど、成績どんどん下がっても(もう下がってる?)くさらずに、彼なりの学校生活を送ってくれたらと願っています。

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